友人キャラは大変ですか? (8) (ガガガ文庫 た 7-9)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094518214

作品紹介・あらすじ

黒亀里菜 VS 火乃森龍牙……!?

最後の【四凶】キュウキを討ち果たし、ついに名実ともに「歴代最高の主人公」になった火乃森龍牙。

俺こと小林一郎が友人キャラを務めるこの異能バトルストーリーも、いよいよグランドフィナーレか……
なんて感慨深く思っていたのだが、そうは問屋がおろさなかった。

キュウキの器・天涼院阿義斗が、謎の軍勢を率いて異界へと攻め込んできたのだ!
【ソロモンの後継者】などというよく分からない設定をひっさげて。

なにより問題なのは、四神ヒロインズのひとり、黒亀さんがなぜか敵将のひとりとなっていることだ。
元気で陽気な拳法少女は、裏切りなんて言葉からは一番遠そうなのだが……。

なんだかなし崩し的に新章がはじまっちまったが、俺の役割りは変わらねぇ。
主人公・龍牙を友人として支えるだけだ!

――最強助演ラブコメ、新展開の第8弾!

感想・レビュー・書評

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  •  いよいよ始まる第二部、七十二柱編の始まりとなる8巻である。
     第一部の舞台である四凶の本拠地を天涼院阿義斗が襲撃、しかも彼はヒロインの一人のはずの黒亀里奈を引き連れ、火乃森龍牙パーティすら崩壊を余儀なくされた。
     さあ、どうなるか、刮目せよ――! と大上段で構え、一巻で五十柱くらいがリタイアする惨状であった。まあ、この作品らしい有様である。
     出てくる敵出てくる敵がことごとくショボい上に、見えないところで大量に退場させられているのはいっそ壮観であった。

     基本線となる「物語を演出する助演ラブコメ」としては、相手方の幹部・バエルとの共謀という形で進行している。
     とはいえ小林一郎という女難と受難が重なり合ったような彼のこと、きっとこの路線も目論見通りいくことはないのだろう。
     意外なラインでは、剣道場で出演した宮本千鶴が物語に絡んだところは、これからどう本線に絡んでいくか気になるところである。

     相変わらずの節回しで描かれる第二部台無し型のスタートダッシュであった。
     楽しく読ませていただいた。星四つ半相当と評価している。

  • 友人キャラに戻るのはあきらめろ。無理だ。

    ということで8巻目。
    キュウキも一郎の中に入りました。3体目。
    キュウキ飼いたい。あと一郎の中どうなってるんだ。
    敵に回ったけど亀は根っからの脳筋なのが分かった。

    最後に出た母には驚いた。
    次の巻が気になるところ。

  • 途中飽きたけど、最後のオチが良かった。

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