珠華繚乱 (小学館ルルル文庫 う 1-1)

著者 :
  • 小学館
3.02
  • (3)
  • (7)
  • (26)
  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 99
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094520231

作品紹介・あらすじ

珠国の王女、蓮祥は父親の命令で幡国の王の子と結婚することになった-ただし、相手は何故か王女で、蓮祥は王子として婿入りすることに!?わけがわからないままに幡にやってきた蓮祥が、幡王女・流夏の相手に苦労したり、幼馴染みの玄武と予想もしない形で出会ったりしている裏で、大きな陰謀が動いていた-。幼き日の出会いから始まった宮廷ロマンファンタジー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 珠国の蓮祥は、やんちゃな剣技も優れた男勝りの可愛い王女だが、幡国王女流夏と婿として結婚することになる!?ところが、事実は流夏は男だというややこしいことに。裏にたくさん事情がありそうなのだ。蓮祥は幡国の筆頭占者賀杖の陰謀に振り回されることになる。いろいろな人物が入り混じって賑やかな物語だ。深みはないが。
    天真爛漫な蓮祥が魅力的だが、少女って感じじゃないなあ。龍牙との恋愛模様もピンとこない。悪役の賀杖も強くて魅力があるかもしれない。今回の陰謀が失敗しても捲土重来が怖いかも。

  • 蓮祥は王女ではあるけれど、いわゆるお姫様ではなくナチュラルに王子様。娘、妹かわいさに男除けの意味も含めておてんばというよりヤンチャに育てられたんだなーってとこがナイス。
    もっとわかりやすく可愛がればいいと思うんですがね楽しいからまぁいいや。

  • 正確には途中で投げたから読み終わってはいないんだけど。

    文章は上手な方だと思う。落ち着いていて、ラブコメが苦手な私でも読める。
    ただ場面がぶつ切りというか、
    「五年後」「五年後」「30分後」「30分後」みたいに、ブツブツ途切れる感じがするのがなんというか。
    あとは、主人公つえー。ヒーローもつえー。

    あと、ネタバレになるかもしれませんが、
    正直作者は隠す気、驚かせる気ゼロだと思うので書いてしまいます。
    女装物、男装物で必ず気になるのが、
    見た目もそうなんですが、「声」でばれないのかなーと。

    読んでないけど、この後は
    主人公暗殺→ヒーロー助ける→ラブラブハッピーエンド
    みたいな感じだろうなーと思って挿絵だけ見たら、
    本当にその通りっぽかったです。

    少女小説は予定調和とはいえ、ここまであからさますぎると
    よっぽど好きな人でもない限り読み進めるのはきついかな。

  • 展開は面白いのに……とにかく惜しいなぁと思いながら読み進めた。まずヒロイン無双。強すぎますね。弱点もとってつけたような物ですし。もう少しキャラクターの深みがあったら本当に好きな小説になっていたかもしれません。
    読み終わるまでにさほど時間を要しないのですぐ読めます。続きを読んでみたいです。

  • キュンキュンするお話が大好きな私ですが、
    ちょっとセリフがクサすぎました・・・・砂吐きました・・・・

  • 恋愛小説とおもわないなあ

  • このシリーズで今のところ1番好きだったりします。

  • 第一回小学館ライトノベル大賞 ルルル文庫部門 佳作受賞作。
    中華系ファンタジーが読みたい、と思って手にしてみたのだが、全体的に「惜しいッ!」といった感じが否めない。
    展開の先が読み易いし、場面転換(?)もあまり上手いとは言えない。
    が、キャラクターはとても生き生きとしていて好感が持てる。
    まぁ、これがデビュー作だし、文章力は書く事でどんどん上達して行く…ハズなので、次巻に期待!

  • 以前から読もうと思っていてやーっと読みました。ルルル文庫の賞の佳作だそうで。中華ファンタジー好きとして読みました。
    面白いんだけど、文章力に難アリ???なんかあっさり話がポンポン飛ぶ感じではありましたが。盛り上げようと思えばもっとうまくできそうなストーリーでした。
    男勝りなお姫さまが隣国に「婿候補」として行き、試練に立ち向かいつつ、敵を倒す。みたいなお話です。そこで幼いころに出会った人に出会う・・・。
    続くのかな???

  •  2015-05-09

全14件中 1 - 10件を表示

宇津田晴の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×