- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094521856
作品紹介・あらすじ
武見志郎が手にした曰くありげな簪には、黒い蛇のような影が絡みついていた。一方、神島桐子は二人の鬼・戸倉聖と志島弓生を連れて東京に入り、帝都で広がる霊障騒ぎを追っていた。二つの出来事をつなげる鍵は、その簪に覚えがあると語る記憶喪失の「しゃべる達磨」で…?大人気シリーズ、待望の新作が登場!久しぶりの再会をきっかけに桐子と志郎の関係にも進展が-。
感想・レビュー・書評
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ツンデレ桐子様(*´д`*)ハァハァ
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封殺鬼シリーズ再始動。昭和初期に、神島家の当主である桐子は恋心を自覚!?読み切りになるの、かな?「桐子」と「恋」をつなげるのには……無理があるんでは!ってな感じの桐子が「もやもや」するのが楽しすぎる。事件も「恨み」がなくてよい話だった。ちゃんと結婚するまで続けてほしいです。
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恋ですね……
武見さんがそんなに桐子ちゃんにお熱だったなんて………! -
大好きな封殺鬼シリーズだというのに発行されている事を知らずに、やっと読みました。
鵺子ドリ鳴イタに続く桐子の少女時代のお話です。前回初登場の武見志郎氏と15歳の神島桐子の恋愛物語……というとかなりチガウ…かな?
でも、実際には恋愛とはどういうことか、と思い悩む桐子が可笑しくも可愛いのです。
周囲にはそれぞれマイペースな鬼が二匹と……(続きはhttp://mugenkazuki.at.webry.info/201104/article_1.html) -
見合い話を避けるため、桐子は悪夢を探るという名目で上京する。しかしそれは志郎の怪しげな簪ともつながっていた。
いつも複数巻構成なので、いささか物足りない気がしました。
桐子が恋について考えるくだりは噂にたがわぬかわいさ。
鵺子ドリに比べると平和な一冊です。 -
帝都で広がる霊障騒ぎに何やら絡んできた武見の持っていた簪。
その簪のいわくを追ううちに達磨に憑いた霊と、昔男と心中した女が何らかの関係があることがわかったが・・・
この「桐子シリーズ」好きです。強がりな桐子とそれを甘やかしたり見守る鬼たち。
クスっと笑える件もチョコチョコあって飽きません。
今回は冷静な顔で内心穏やかでないユミちゃんがかわいい。
真顔で幽霊に恋のお悩み相談する桐子もうけるし。
霊関係の話だけでなく、今回は恋愛要素も。一筋縄ではいかない恋愛物語。桐子ばーちゃんの青春☆