音狩り魔女の綺想曲 (小学館ルルル文庫 さ 1-6)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522730

作品紹介・あらすじ

音楽好き変人王子が音狩り魔女を愛で捕縛?

迫害・弾圧されてきた魔女の末裔であるリュリには、今や「音狩りの魔力」しか残されていない。小鳥のさえずりや教会の鐘の音などを小箱に詰めて売って暮らしてきた。
だがある日怪しい男に怪しい罠で捕らえられ、着いた先は王城。罠を仕掛けた男の正体は実は、音楽大好きの変わり者王子ユトだった…!
ユトはリュリを理想の楽器扱いして、いきなり「俺の妃になれ」と的外れなプロポーズ!? 大事な音の小箱をタテに取られたリュリは仕方なくお妃教育を受けるハメになり…!?
ユトは姉姫のエオリアに公務を押しつけ、楽器収集や作曲に日々勤しんでいた。そんな中、エオリア主催で隣国からの使者を歓迎するや会が開かれ、リュリとユトは楽師に扮装して演奏を披露することになる。そして知ってしまった隣国の陰謀…!
恋と冒険のフーガ、お楽しみに!!

感想・レビュー・書評

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  • 音楽バカのユトですが、リュリも嫁にはならんといいながら、大好きな音楽でつい親しげな感じになっちゃってたり、意識のないリュリがユトの心音とかの音箱を大量に作っちゃったシーン好きです。

    最後の黒幕は比較的早く予想がつきましたけど、まあ彼女には彼女の理由があったし、なりたい人が王様になったらっていうの結構好きかも。

  • 事件の顛末や、虐げられた魔女が世の中に出ることに多少突っ込みどころはありだが、楽器大好きの変人王子は楽しかったし、音楽を作あげることに熱中する二人の世界はとても素敵だった。★3.5
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3581.html

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