- Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094530858
作品紹介・あらすじ
色のない九月。色めく私たちの望み。 「1年5組の望紅葉です。よろしくお願いします」 夏休みが明けて、九月。藤志高祭に向けた準備が始まった。校外祭、体育祭、文化祭が連なる、高校生活でもとびきり華やかなイベントだ。 俺たちは青組の応援団に立候補し、グループパフォーマンスを披露する。縦割りチームで3年代表として明日姉が、そして1年からは陸上部の紅葉が参加することになった。 夏でも秋でもない、あわいの季節。俺たちは時間と追いかけっこしながら、おだやかな青に染まっていく――。
感想・レビュー・書評
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あの夏を乗り切ったチーム千歳の面々。緩やかで、互いに気を遣い過ごす日々はとんでもない出来事によってぶち壊される。現代最強ラノベにして、本作も心揺さぶられるラストまでの流れが秀逸。
悠月を物語の中心に据え、不穏な空気に飛び込み覚醒していく流れはあまりにドラマチックで最高にシビれた。もちろん悠月以外の登場人物の心の揺れ動きも丁寧に描かれている。(だから600ページ)
楽しいはずの学園祭、本番までの準備は楽しい、、が。。
夏からちょっと元気ない最強主人公千歳を放って、周りのヒロインの感情が爆発する注目巻だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Kindleで読了
望紅葉。
かなりの強キャラが登場した巻であった。
良くも悪くもそれぞれが、動かざるを得ない状況に…
今後の展開を一気に広げてくれた。
あとがきもいつもとは一味も二味もちがい、作品を産み出す思いの強さを感じた。
8巻も楽しみ。 -
望紅葉
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あとがきが熱かった!
俺的には、新キャラへの
千歳くんのカッコいい水戸黄門的な解決話でも
OKだったんだけど、
停滞しそうな雰囲気を打破するスゴみ
に圧倒された
このラノ狙いと言うのは引っかかったが…
話的には途中段階だったので★4だったんだが
これを見せられては★5付けざるを得ない -
仲がいい仲間と聞こえはいいようだが、それでは朔との本物の関係にはなれない。停滞した関係から逸するために個人の変化が必要である。これからどう物語がフィニッシュにかけて進んでいくのか気になる。