- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094611304
作品紹介・あらすじ
最強にして最凶! 人類を導く侵略戦争開始
勇者と共に魔王を討伐した賢者ドワイト。世界に平和をもたらしたはずの彼らは、次代の魔王になるつもりだという疑いをかけられ、死者の谷へと突き落とされて命を落とす。
それから十年後。
肉の身体を失ったドワイトはスケルトンとなり、谷底でひっそりと生き永らえていた。深い後悔に苛まれる彼は、勇者の亡骸を抱いて自問自答する。
そして、一つの結論に達した。
「間違っているのは世界だ。私が否定しなければ」
決心したドワイトは、死者の谷の瘴気を喰らい尽くした。彼はかつての魔王を凌駕する存在となり、無数のアンデッドを率いて地上を目指す。
すべては真の世界平和のため。
――最強の力を得た不死の王は、人類を相手に戦争を始めるのであった。
感想・レビュー・書評
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あまりだった。序章はとても面白そうだったのだが、そこがピークだったかも。リッチというのを勘違いしていた。
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魔王を倒した勇者と賢者は、国民の支持が二人に移り地位を脅かされることを恐れた王により冤罪を着せられ処刑される
10年後、リッチとして復活した賢者は魔王となり、世界の抑止力となることを誓うのだった、という話
強大な悪がなければ、人同士で争ってしまうという愚かさを描き、それを防ぎ平和を願うがゆえに人類の敵として君臨する魔王の悲しさ、旅を共にした勇者への想いなど、いろいろ奥深く切ない物語
この話をどう展開していくのか、どうまとめていくのか楽しみである(更新停滞中らしい?)
まあ難しいことを抜きにしても、部下幹部のワイガヤ感は楽しい
ニコニコ漫画でおもしろかった、からの原作買い
【以下再読のための備忘】
・「静かにしてくれ、じゃれ合うのは後回しにしろ」
・「魔王サマったら、自分のことを目的のための装置か何かと勘違いしてない?」
・「まったく、二人とも子供なんだから。見てるこっちが恥ずかしくなるわ」
・「気にしないで。アタシより世話焼きスケルトンのほうが大変だったんだから。人目につかない場所で、アナタへの話しかけ方を延々と練習していたわ」
【内容:アマゾンから転記】
最強にして最凶! 人類を導く侵略戦争開始
勇者と共に魔王を討伐した賢者ドワイト。世界に平和をもたらしたはずの彼らは、次代の魔王になるつもりだという疑いをかけられ、死者の谷へと突き落とされて命を落とす。
それから十年後。
肉の身体を失ったドワイトはスケルトンとなり、谷底でひっそりと生き永らえていた。深い後悔に苛まれる彼は、勇者の亡骸を抱いて自問自答する。そして、一つの結論に達した。
「間違っているのは世界だ。私が否定しなければ」
決心したドワイトは、死者の谷の瘴気を喰らい尽くした。彼はかつての魔王を凌駕する存在となり、無数のアンデッドを率いて地上を目指す。
すべては真の世界平和のため。
――最強の力を得た不死の王は、人類を相手に戦争を始めるのであった。