運慶にであう (アートセレクション)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096070253

作品紹介・あらすじ

2008年春、運慶作と推定される仏像がニューヨークでオークションにかけられ、高額で落札されたことが、大きく報道されました。日本の仏師を代表する運慶の仏像は、NHKが昨年放送した「にっぽん 心の仏像100選」で9体が選ばれています。本書は、話題の大日如来像を再発見した、運慶研究の第一人者山本勉先生が運慶作品とする全31体を完全収録しました。国宝の円成寺・大日如来坐像、金剛峯寺・八大童子立像、興福寺北円堂・無著菩薩立像・世親菩薩立像、再発見の真如苑・大日如来坐像などは原寸大の図版も掲載しました。本文は運慶の生涯を記述し、コラムでは運慶の彫刻の魅力を、「写実」「対比」「まなざし」などの切り口で解説しました。近年増えた仏像ファンにとって最適な「運慶の入門書」となっています。

感想・レビュー・書評

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  • 運慶の作品とされる仏像が迫力そのまま、写真から伝わって来ます。特に頭部の原大写真は怖くなるほど・・・
    とても興味深い作品集で、この小学館の他のアートセレクションも見たくなりました。

  • 私が鎌倉に住んだのも、偶然ではなく、必然であった。

    愛する運慶に引かれていったのであろう。

    この本が他の運慶関連本と違って凄いところは、

    なんと言っても「原寸運慶」である。

    やられました。

    そうだ、願成就院に行こう! JR東日本^^

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著者プロフィール

監修:山本勉(やまもと・つとむ)
1953年、神奈川県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。同大学院博士後期課程中退。日本彫刻史専攻。鎌倉国宝館長、半蔵門ミュージアム館長、東京国立博物館名誉館員、清泉女子大学名誉教授。
著書に『日本彫刻史基礎資料集成』鎌倉時代造像銘記篇(共編著、中央公論美術出版)、『鎌倉時代仏師列伝』(共著、吉川弘文館)、『完本 仏像のひみつ』(朝日出版社)、『日本仏像史講義』(平凡社新書)、『運慶大全』(監修、小学館)などがある。

「2024年 『みほとけの推しほとけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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