Walkabout

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 78
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096820841

作品紹介・あらすじ

自分の足で歩き、目で見た旅の記憶

新進気鋭の写真家、竹沢うるま氏の最新写真集。 竹沢氏は昨年まで3年弱にわたって、北米、南米、南極、アフリカ、ユーラシアの 5大陸、103の国と地域を旅し、35万点という膨大な写真を撮影してきました。その中から280点を選び、まとめたのが本書です。旅行やツアーではなく、身体で感じながら旅をする体験は、世界中の情報がデスクトップで閲覧できるこの時代には少なくなっているかもしれません。しかし、著者がその足で歩き、その目で見て感じ、写した写真には人間がまさに「生きている」瞬間が埋めこまれ、私たちに「生きる」ことの意味、「幸せ」の意味を問いかけているようです。 タイトルの「Walkabout」には、「放浪する」という意味のほかに「通過儀礼としての旅」という意味があります。

【編集担当からのおすすめ情報】
320ページという圧倒的なボリュームで、竹沢氏の写真がテレビやインターネットには映らない世界の今現在のリアルな姿を描きます。30代前半の3年間、カメラを通して見た世界に何を感じ、何を考えて旅をしてきたか、あとがきと写真のキャプションは必見です。

感想・レビュー・書評

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  • 竹沢うるまの代表的な写真集。
    大きな横長の本の形がよく活かされ、美しい情景を広く見ることができる。

    「今」という谷川俊太郎とのコラボ写真・詩集を見て、竹沢うるまの写真集をもっと見てみたいと思い手に取ったが、大満足だった。
    個人的には、彼の撮る写真の躍動感が好き。あえて被写体のブレを強調した写真などはとてもエモい。 

  • 極限高地と同じ系統。たまにいい写真もあるけど、やっぱり視線がぶれているなぁという感じを受ける。旅行写真としては良いかも。

  • 300307154  748-タケ

  • 同じ時期に旅をしていた方、らしい。
    同じくシャッターを切りながら旅をしていた。
    嫉妬した。

  • 写真技術の事は全くわからない。
    でも、きっと高い技術があり、シーン一つ一つをドラマティックに写している。
    でも、そこに再現された写真は、うるま氏の目線でとらえたこの世界なんだ。

    大切なことはここにある。

    裏表紙の帯にかかれた沢木耕太郎の言葉がまた、素晴らしい。

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著者プロフィール

1977年生まれ。写真家。同志社大学法学部卒業。150カ国を超す国・地域で撮影を続けている。2014年日経ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリ受賞。2015年ニューヨーク個展開催。
既刊
Tio’s Island」(写真:竹沢うるま 物語:池澤夏樹) 小学館 2010
「Walkabout」 小学館 2013
「The Songlines」 小学館 2015
「今」 (写真:竹沢うるま 詩:谷川俊太郎) 小学館 2015
「Buena Vista」創芸社2015
「Kor La」小学館 2016
「旅情熱帯夜」実業之日本社 2016

「2020年 『竹沢うるまRemastering』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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