らくごえほん ばしょうさんとかっぱ: ぴっかぴかえほん

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097253013

作品紹介・あらすじ

芭蕉さんに化けた河童が俳句を読む創作落語

今から約300年前、松尾芭蕉という俳句の名人がいました。すばらしい俳句をよむことで有名になり、あちらこちらでひっぱりだこの人気者となりました。
それをうらやんだのが、古池にすむかっぱ。ニセ芭蕉に化けて、てきとうな俳句をよんで、ごちそうにありつこうというのです。はたして、かっぱのニセ芭蕉のたくらみはうまくいくのか否か。

江戸時代、俳句を文学として大成させた松尾芭蕉の句を味わうとともに、身近な発見を五七五の十七音で表す楽しさを伝える、俳句テーマの創作落語絵本です。


【編集担当からのおすすめ情報】
松尾芭蕉の生誕地・三重県伊賀上野では、芭蕉さんを敬愛し、小さなお子さんから俳句に親しむ取り組みが盛んです。
そんな三重県にゆかりのあるお二人が、この絵本の作者。
文は落語家の桂文我さん(三重県松阪市出身)、絵はいのぐちまおさん(三重県名張市出身)、お二人の初タッグ絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • かっぱが、ごちそうを食べたくて化けたら、はいくの神様におこられちゃってかわいそうだった。ぼくなら、かっぱだとわかっても、ごちそうしてあげる。かっぱはかわいいから。
    ばしょうさんの「古池や」のはいくが、1番有名だって知らなかったからびっくりした。「ものいえばくちびるさむし秋の風」は、ぼくのことみたいだと思った。(小3)

  • かっぱが 芭蕉さんの真似をしてご飯を食べたりするところがおもしろかった。

  • かっぱが芭蕉さんに化けてはいくをよんでごはんをごちそうなるけど、さいごに本ものの芭蕉さんにあう話。かっぱのはいくがすこし下手でおもしろかった。ぼくもはいくをかこうとおもった。

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著者プロフィール

桂 文我:三重県生まれ。1979年桂枝雀に入門。1995年四代目桂文我を襲名。現在、年間300回程の落語の高座をつとめる。全国各地で「桂文我独演会」「桂文我の会」を開催。また、子ども向きの落語会の「おやこ寄席」も開催している。落語を題材とした絵本に、『えんぎかつぎのだんなさん』(福音館書店)、『りゅうぐうじょうでさがしもの』(童心社)、『ふたりでひとり』(フェリシモ出版)、『しまめぐり』(ブロンズ新社)、『月きゅうでん』(小学館)、「桂文我のでっち絵本」(BL出版)シリーズなど多数。

「2023年 『かまどろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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