ちひろ美術館コレクション5 舌ながばあさん (ちひろ美術館コレクション絵本 5)
- 小学館 (2001年2月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097272373
作品紹介・あらすじ
人間の頭をぺろっとなめるのが大好きなおばけ“舌ながばあさん”が、怖い顔だけどまぬけなおばけ“朱のばん”とくりひろげる、ユーモアストーリー絵本。ちひろ美術館のコレクションが誇る中国の作家、描きおろし会心作。
感想・レビュー・書評
-
ママは4
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山に住むお化けのためにわざわざ驚かされに行く村人のやさしさ。
-
さて、顔をペロペロなめるのは誰かな?
犬~! だけかな?
長い舌がへろへろ伸びると、頬っぺたを両手で隠す子供たち。わんぱく君が隠していると
可愛くて、可愛くて、オバサンは頑張ってしまうのです。
-
千葉 幹夫 (著), 武 建華Wu Jianhua (イラスト, 原著)
舌ながばあさん,朱のばん,木の伐採,竜神の玉 -
色々ユニークなお化けがいるわね⁉️
-
4年生の読み聞かせに持っていきました。
所用時間:10分弱
★★★
おばけたちの楽しみは人間を驚かせること。
長くて丈夫な舌を持つ”舌ながばあさん”と、巨体の赤鬼”朱のばん”は、人間たちを驚かせに人間の村へ行く。
しかし途中の山の木は切られ、川は堰き止められ、池は渇ききり、人間たちは驚く元気すらなかった…。
★★★
印象的な挿絵です。
おばけの伝承話かと思ったら自然破壊警告のような新しい話だった。
読み聞かせの子供たちの反応は良くも悪くも特に反応なし、
まあ悪くはなかったんでしょうけれど、なかなか大きな反応を見せてくれないなー。 -
[江戸川区図書館]
味のある絵だったので借りてきたら、「ちひろ美術館コレクション絵本」の一冊だった。黒柳徹子(ちひろ美術館)が素晴らしいと感じて世界中から集めた絵本画家の一人ということ。確かにこの絵にはインパクトがある。
単に舌が長いだけで(普通の)人間かと思っていたけれど、どうやら鬼(朱のばん)同様おばけの一人らしく、二人で一緒に人間をおどろかしてよろこんでいる、という出だし。けれども人間と相対する存在かと思いきや、舌ながばあさんは敏いし、人間のために動いてくれたりして、少し予想と異なる動き。そして竜まで出てくる展開。
味がある絵本が多いのであればこのコレクション絵本、シリーズで探して読んでみようかな、と思いつつ本を見ていると、最近読んでいた昔ばなしシリーズの監修を務める千葉幹夫さんが文(恐らく翻訳ではなく共同執筆)を務めている!こういう繋がりを見つけたりすると、ますます面白く感じるな。 -
「絵本をひらくと」で原画を見て、置いてあった絵本を手に取りました。
舌が長いおばあさんの話だが、意外にも環境問題のお話だった。
読んでみないとわからないものです。
ホリスティック的な要素もあって、よかったです。 -
絵がシュール。
-
とっても楽しくて心暖まる。
原画は二本松の壁みたいにキラキラ入っててきれいだったなー