人間になるための時間 (小学館新書 216)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252169

作品紹介・あらすじ

「人間」になるための知恵とは何か

公平でも平等でもない人生をどう生きれば、凜とした、成熟した人間になれるのか--。
時間の使い方を知り、大人の振る舞いを理解し、死を過度に恐れないようにするなど、思い通りにならない人生を明るく生き抜くためのヒントを集めた全6章。

(内容)
第一章 限りある日々をどう生きるか
学ぶ/読む/書く/知る・見る/旅をする/
趣味を持つ/働く/世界を拡げる 等

第二章 大人の振る舞いはどうあるべきか
自分の道を行く/お金とうまく付き合う/奉仕する 等

第三章 人生を輝かせる力とは何か
人生にむだはないことを知る/
不幸、不運を受け入れる 等

第四章 人付き合いが人を育てる
言葉使い/マナー・気配り/感謝/
人間関係を築くヒント

第五章 人生の哲学
試練/達観/経験 等

第六章 死について考える
人生の収束/家族/死について 等


【編集担当からのおすすめ情報】
この新書が完成する前に、表記や表現を確認するプロ・校閲者数名に見てもらいましたが、この本の内容は大変好評でした。曰く、「本当に立派な考え方だ」「気に入った文章は手帳に書き留めた」などなど。
ここまで好評な本は珍しいので、ぜひ多くの方に手にとって見て頂きたい本です。人生のヒントを250以上集めた、辛口だけど後味爽やかな箴言集です。

感想・レビュー・書評

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  • 曽野綾子さんの小説やエッセイから抜き書きされたフレーズ集。含蓄のある人だなと思った。これを機に曽野さんのほかの本を読んでみたい。

  • レビュー省略

  • 著者の言葉は,ある新聞のコラムで毎週拝見いたしますが,人生の本質を鋭くつくものが多く,心に響くものが多いです。

    本書にもその片鱗をうかがうことはできますが,心に響く言葉というのは,前後の文章の流れの中で際立つものですので,やはりつまみ食いの印象はぬぐえません。
    著者の入門編といったところでしょうか。
    今度はコラムを読んでみようと思います。

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著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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