出口汪のメキメキ力がつく現代文 ライブ3―現代社会への視座―

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098376438

作品紹介・あらすじ

評論文を正確に読みとり、小論文を的確に書くための論理力が、あなたのものに。出口の驚異の現代文が、1巻3日、読めばわかる全6巻にまとまりました。大学受験生に、資格試験受験者に、社会人にもお勧めします。

感想・レビュー・書評

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  • 第3巻では、現古融合問題が1題、評論が4題収録されています。ただし、饗庭孝雄の文章は、ややエッセイに近い語り口の文章です。

    「近代主義」という、現代文の問題で頻出のテーマについての解説がなされており、そのさまざまな切り口を示す評論が出題されていて、ある程度まとまった内容になっています。また問題形式も、センター試験からの出題が1題あるほかは、私大型のマーク式問題、記述問題が集められており、少々クセのある問題についても解答にたどり着く方法を学ぶことができます。

    内容的には十分に満足できるものだと感じましたが、すこし気になったのは、本シリーズのうち、第3巻と第5巻のみ、問題文が小さい文字で印刷されていることです。読みにくい、というほどでもないのですが、本体の文字に比べるとかなり大きさがちがうため、解説を読みながら問題文を確認するときに若干ながらストレスを感じてしまいます。

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著者プロフィール

関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。
現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、
受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1300万部を超える。
また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、
多くの学校に採用されている。
著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、
『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)
『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『頭がよくなる!大人の論理力ドリル』(フォレスト出版)、『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』(筑摩書房)など。
小説に『水月』(講談社)がある。

「2019年 『何が教育をダメにしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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