- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098507283
感想・レビュー・書評
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ヒンメル最高だわ。 フリーレンが『師匠の教えてくれたくだらない魔法』のおかげって言ってるけど、くだらないと思ってることが何の役に立っているか分からないものだよ。 本筋である第二次試験、お見事だった。 最終目的地直前の場所を守るのがフリーレンの複製体なんて、ほかの受験者たちには無理ゲーすぎるわ
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いい漫画だ。戦闘の描写に凝りすぎなくても主人公たちの強さが分かるような表現になっているところや、会話のテンポややり取りが平坦なところは他の作品にない特徴だと思う。その分過去の記憶と現在を行き来する見せ場の部分がより際立っている気がする。
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なんとも言えない淡々とした感じ。
巻数が進んでも、淡々としている。
でも、沁みる。
今回も要所要所で、
フリーレンがヒンメル達との思い出を振り返る。
本当に沁みる。
人間も捨てたもんじゃないなぁ。 -
トラップ宝箱見つけたら取り敢えず突っ込んでしまうフリーレンにとって、迷宮攻略なんて相性悪いかと思いきや意外とそうでもなかった。そりゃそうか、勇者一行として何度もダンジョンに潜ってるんだもんな
舞台は未踏破の迷宮。そんな場所が二次試験に選ばれるなんて意地が悪い……
まあ一応は真っ当に協調姿勢を取ればクリアが容易な内容にも成っていたのだけど、その真っ当な道を選べない時点で合格者には成りえないんだろうなぁ……
そんなこんなで始まった迷宮攻略は道程そのものは順調でも途中からとんでもない敵が登場したね
前巻から度々指摘されていることだけど、本作に登場する魔法使いたちには明確に相性が存在している。自分と同一存在なら運次第、相性が良ければ楽勝でも悪ければ瞬殺される。自分の鏡像となる複製体が登場したことでそれぞれの魔法使いたちは難局に立ち向かうことに成ったようで
前巻から始まった一級魔法使い試験。これは4巻までの物語とだいぶ方向性が異なるものの、この一連の試験では現代魔法の在り方や現代における魔法使いたちの考え方が様々な形で描かれているように思う
フリーレンとフェルンは初期から魔法使いとして登場しているけど、使用する魔法のルーツが非常に古いために現代を映す存在としては不適合だった。けど、この試験で登場する魔法使いたちは完全に現代的。それらは実力的にはフリーレン達より劣るものの、相性の問題によりフリーレンたちに勝つ可能性を秘めている
そういった意味では迷宮最深部に陣取った複製体フリーレンの存在は攻略不可能と感じるのに相応しい相手であると同時に現代の魔法使いたちの底力を試すものにもなっているわけだね
フリーレンの耐性は高すぎる為に拘束も精神操作も効かない。でも防御術式の解析なら出来るし、それを破れるだろう魔法使いも存在していた。まあ、その方法自体は複製体の特性により無理だったわけだけど
そして多数の魔法使いたちが集まって情報を分け合って見出した複製体フリーレンの弱点。それとて、複製体を絶対に倒せる道というわけではなかったが、フリーレンが言及したようにああして皆でああでもないこうでもないと話し合うことこそ迷宮攻略の醍醐味で、現代の魔法使いにおける望ましい在り方なのかもしれないね
フェルンの一般攻撃魔法ならフリーレンを殺せる。だからそこに勝機があると考える。まあ、その程度で勝てるほどフリーレンは易しくないのだけど
でも、こうしてフェルンの攻撃が至高のエルフに届くまで研ぎ澄まされたのは回想で明かされたようにフランメの成果が根底にあるんだよね。フランメによって切り開かれた道がやがてフリーレンを殺す未来へ繋がった
今回はフェルンの魔法がフリーレンの高みに届く事はなかったものの、未来のビジョンを描き出すという意味では充分な成果だったんじゃなかろうか?
あと、ゼーリエの隠された魔法も見極めていたしね -
ずっと続いてほしい物語。 師弟、仲間、友情、愛、時代は変わっても、いつもある物語は現実社会て変わらない。
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後日譚とはいえ、ほぼ普通のRPGの世界。でも要所要所、その舞台設定が効いている。フリーレンの回想シーン、毎度ほっこりさせられます。
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百万回死んだ、もとい、生きた猫みたいな切なさが大好きな作品です。
次巻あたりでハンター×ハンター状態から新たな展開がありそうで、楽しみ。 -
花畑を出す魔法
何の意味が有るのかと思っていたら、最後の最後にとびきり素敵な理由があった。素敵だ。 -
「葬送のフリーレン6 山田鐘人、アベツカサ 小学館 2021年 462円電子版」2次試験のダンジョン終了。今回もほっこりした内容で過去の回想シーンも良かった。脱出用ゴーレムも笑えた。