弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい (4) (裏少年サンデーコミックス)
- 小学館 (2022年11月17日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098514137
作品紹介・あらすじ
エンタメ産業を殺す「ファスト映画」の闇! 漫画愛が高じて漫画家アシスタントになった主人公・亜蘭陸法(あらん・りくのり)は、実はスゴ腕の弁護士。違法投稿された動画「ファスト映画」が漫画『大江戸の狼』映画化の障害となっていることを知り、投稿者特定と黒幕の逮捕に向けて亜蘭の戦いが始まった。努力の甲斐があり逮捕された投稿者の話から浮かび上がったのは、怪しげなセミナーを開催する「黒幕」の存在ーー……映画制作会社への買収工作、巨大動画配信サイトを運営するIT企業の思惑、手強い顧問弁護士……映画業界にかつてない危機が迫る中、亜蘭は黒幕に肉薄する。果たして、その目的は…? 【編集担当からのおすすめ情報】 原作は現職の弁護士!異色のタッグが贈る、〈法律×漫画〉の非凡なニューヒーロー誕生!!原作を担当するのは、違法アップロードサイト「漫画村」運営者を追及し、さらには「ファスト映画」投稿者への捜査協力もしている中島博之弁護士。漫画を担当するのは『我が名は海師』『トリガー』『仕掛人 藤枝梅安』を手掛けた武村勇治先生。経験豊かな二人が、現実でも被害額960億円超(2022年現在)と大問題となっている「ファスト映画」をテーマに、コンテンツ制作に情熱をかける人々や、一方で犯罪に手を染めていく違法動画投稿者の心理を巧みに描き出します!現実と漫画がクロスオーバーする異色のリーガル・エンタメ!ぜひご注目ください!!
感想・レビュー・書評
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4巻故基本構造は割愛。
違法アップロード周りの案件の続きから始まり、様々な展開を見らるが、収束しないまま次巻へ続いている。
強大な敵組織に、主人公側も大きな伝手を駆使し、正直純粋な法律物の面白さから外れてきている印象。
評判は悪くないようなので、マンガとしての路線は間違っていないかもしれないが、現実の違法コピー問題のアピールという面では、この展開はどうなのかなと思わないでもない。
非現実的すぎる流れに身近な犯罪というテーマが隠れてしまっている印象。
リアルにし過ぎるのも難しいのかもしれないが。詳細をみるコメント0件をすべて表示