ひらやすみ (3) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.26
  • (36)
  • (36)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 575
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098612994

作品紹介・あらすじ

マンガ大賞2022 第3位ランクイン!! 生田ヒロト、アラサーのフリーター。18歳のいとこ・なつみちゃんともらった平屋で二人暮らし中。育児にあたふたする親友・ヒデキ煩悩が止まらない不動産OL・よもぎさん孤独で無口な小説家・石川どこか生き辛さを抱えた人々がヒロトの周りに集まってきて…そして、芸大祭直前、なつみちゃんに恋の大事件が勃発!?ありきたりな毎日がキラキラ輝く日々になる。平屋暮らし、澄み渡る秋です。 【編集担当からのおすすめ情報】 「マンガ大賞2022」第3位ランクイン!!「TV Bros.主催ブロスコミックアワード 2021」大賞受賞!!「THE BEST MANGA 2022 このマンガを読め!」第3位!!などなど・・・漫画賞、続々入賞!! 重版大連発!!メディアでも話題沸騰の、今一番優しくなれる物語、最新刊!!香る季節にきっと心救われます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【あらすじ】
    生田ヒロト、アラサーのフリーター。18歳のいとこ・なつみちゃんともらった平屋で二人暮らし中。育児にあたふたする親友・ヒデキ煩悩が止まらない不動産OL・よもぎさん孤独で無口な小説家・石川どこか生き辛さを抱えた人々がヒロトの周りに集まってきて…そして、芸大祭直前、なつみちゃんに恋の大事件が勃発!?ありきたりな毎日がキラキラ輝く日々になる。平屋暮らし、澄み渡る秋です。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 書店に寄ったら見かけたので購入しました。
    やっぱり好きです。この雰囲気。
    ばーちゃんとの逸話がいいです。

  • ◆応募したマンガが評価され、次は読み切りのネームを、と言われたがなかなか通らないなつみ。なつみの躍進、同級生の子育てをみて、なにか思うところありげなヒロト。不動産屋のよもぎさんは、客で来た作家の石川さんが気になり、石川さんはよもぎさんのことがもっと気になり、本を貸し、エッセイで返してほしいと書いたのもすごいなあと思いつつ、このあとこの本のこと話しませんかというアプローチ。どうなるどうなる?と。◆アプローチの是非はともかく、本好きとしては自分が読んで気に入った本のこと、誰かと分かち合いたいというのは常に心のどこかを占めており…と。◆なつみが、同級生の山田を「恋」という意味で好きでないのはヒロトと似すぎてるからと気づき、だからこそ、友達のあかりの山田への恋心を応援できて、横で見てて眩しく感じられ。

  • ヒロトくんのような生活あこがれます

  • 奥が深い

  • 初版 帯

  • 「何かをするのに、手遅れなんてないのかもね。」

    恋の行方が気になります。

  • 秋、恋の季節。
    といった内容の3巻。

    ヒロトとよもぎの話になるかと思いきやすんなりとはならず。

    ばあちゃんの晩年の恋心はしみじみとする。
    いくつになってもときめきがあったっていいんだな。

  • なっちゃんの恋

    何かをするのに手遅れなんてないというばあちゃんのセリフ

    ツムギさんと小説家との恋模様

    続きが気になるラストで終わった...

  • マンガ大賞2022で第3位に輝くなど、すでに評価の高い真造圭伍の最新作。

    既刊1~3巻をゲットして、一気読みした。
    物語の骨子を聞いただけではまったく面白そうに思えなかったが、読んでみたらじつに素晴らしい。

    私は真造作品では『ノラと雑草』が好きだが、あの作品と本作は、ある意味対極にある。真造圭伍の振れ幅の両極にある感じなのだ。

    たとえば、『ノラと雑草』はヒロインの女子高生のところに群がってくる男の大半がクズであり、中には人殺しすらいる。
    それに対して、本作には悪人が一人も出てこない。優しくあたたかい世界が描かれるのだ。

    ただし、表面的には対極にあるように見えても、根底は共通している(同じ作者なのだから当然だが)。

    「生活感」というと普通はネガティブな意味合いだが、ここには“輝かしい生活感”が満ちている。
    何気ない日常の中にあるかけがえのない瞬間を、真造圭伍は鮮やかな一閃で切り取る。

    ほかの真造作品にも増して、絵が素晴らしい。
    舞台となる東京・阿佐ヶ谷の街が時々見開きで描かれるのだが、そのページなどはうっとり見入ってしまう。

    「癒し系」という言葉にはもはや手垢がつきまくって使いたくないが、あえて使うなら、これこそ究極の「癒し系青春マンガ」である。

    「青春マンガ」といっても、主要キャラのうち、美大に入りたてで18歳のなつみとあかりを除けば、ヒロトとヒデキは29歳、不動産OLのよもぎ33歳、小説家の石川リョウは36歳と、みんなかなりトウが立っているのだなw

    それでも、読んでいて受ける感触は、青春マンガ以外の何物でもない。要は、「昔に比べて青春が後ろにズレた」のだろう。

    少し前に「30歳成人説」というのがあった。「いまどきの若者は総じて幼いから、30歳くらいでやっと成人する」という揶揄の言葉である。
    まあ、「幼い」というか、人生100年時代でもあり、昭和期半ばの40歳はいまの60歳くらいのイメージでもあるから、アラサーくらいはまだまだ青春真っ只中なのだろう。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1987年、石川県生まれ。「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に投稿ののち、大学3年時にデビュー。
初連載作『森山中教習所』は映画化され話題となり、『ぼくらのフンカ祭』外部リンクは第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。
その他、代表作に『みどりの星』『トーキョーエイリアンブラザーズ』などがある。新連載『ノラと雑草』で月刊「モーニング・ツー」初連載。

「2020年 『ノラと雑草(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

真造圭伍の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×