重版出来! (19) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.11
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本棚登録 : 306
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098614820

作品紹介・あらすじ

最終章! 心が新たなプロジェクトに挑む! 『重版出来!』ついに堂々の最終章!伯は壮絶な子供時代と決別。ついに『ピーヴ遷移』のアニメが始動する。これまで心と二人三脚で作ってきた漫画が世界に広がる!「ピーヴ」が世界の共通言語になる!そして漫画の未来を担う新規プロジェクトが動き出し…!?黒沢 心、感謝と歓喜と希望を胸に最終章も駆け抜けます!! 【編集担当からのおすすめ情報】 現在の出版業界でリアルに起きている地殻変動を心たちも体感し、そして「無理」だと思われる状況と闘っていきます。ぜひ最後まで見届けてください!!

感想・レビュー・書評

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  • 最終章突入とのことで、終わりが近いのかと思うと寂しさがこみ上げてくる…。だからか、合同謝恩会のエピソードではお馴染みのキャラがたくさん登場で(社長も久しぶり!)、楽しい反面ちょっとしみじみしたり。
    毎度熱くてカタルシスたっぷりの本作だけど、たまにリアルでシビアな面を見せてくるあたり、元々の松田作品らしさを感じる。その苦さが好きだな。
    「バイブス」の世界同時配信。なかなか壮大な展開で、毎度毎度業界の様々な問題を提起してくれる本作は本当に勉強になります!「できる、できない」じゃなくて、「やらなきゃいけない」。刺さるセリフだ…。
    中田君の成長ぶりが眩しく、他のキャラクター達もそれぞれに落ち着きつつある今回の巻だったが、まだ気になるいくつかの問題は次で解決となるのだろうか…。フィナーレに向けてどんな展開となるのか、寂しいと言いつつもやっぱり、楽しみです。

  • 漫画雑誌の編集部、出版業界がどう回っているのかを軸に人間のいろんな内面や社会のあらゆる側面をを描いていて、毎度ながら本当に奥深くてすごい漫画やなぁと思います。
    次巻で最終かぁ。寂しいなぁ。

  • 話のスケールが大きくなってきた。
    アニメ化には、世界でも配信されてしまいものすごく沢山のハードルがあるんだなと。
    編集者として成長したなぁと。
    次巻最終巻。

  • なんと!最終章だそうです。

    中田画伯、成長したなぁ(T ^ T)
    アニメ化も成功して良かったね。

    デジタル入稿に続いて
    今度は全世界同時配信ですか。
    漫画ももう、そんな時代。
    世界中の人と一緒に
    同じ漫画を楽しめるのは嬉しいけど
    やっぱり「ページをめく」って読むのが
    一番好きです…。

  • 今回のメインは『ピーヴ』のアニメ化と漫画の世界配信のお話。

    この漫画は、漫画に関わるいろんなお仕事のことが知れて本当におもしろい。

    次巻でついに完結とのこと。また好きな漫画が終わってしまう…さみしいけれど、楽しみにしてます!

  • 心ちゃんの体力とポジティブさをほんの少しでも分けてもらえたら。結局どんな仕事も体力勝負なのか。

    フェティシズムとは。こんな感じで青年誌の編集にいるのはある意味すごいかも。でもそういう部分に読者がというのはわかる。もちろん話で読むけど、絵でも魅せられるとさらに食いつくよね。がんばれー。

    伯先生、父が済んだと思ったら次は母か。呪いだな。解除するにはやはりいろんなアイテムなどが必要なのか。だがなー…からの栗山さん、いつも側にいてくれてありがとう、助かります。
    アユちゃんは本当に大変だけど、心ちゃんも危ないことはしないでほしいのよ。

    ピーヴアニメめっちゃ観たいわ!!!

    オニオ、発音どうなんだろう。上がるのか下がるのか。でも伯先生と似た雰囲気ってことですよね。編集長なのにそりゃないわ和田さん!!

    高畑先生がなにげに小熊、心ちゃんのことを心配してくれて、よくわかってくれてるのがなんか本当にうれしいな。

    海外進出してるところはすごいよね。と思ってたら思った以上に大変だった。

    松田先生、よくわかります。
    わかる人にはわかる八角形メガネ。
    自分で作るのは思いつかなかった。なるほど。

  • 202212/

  • 中田さんの親に自分は腹がたつけれど、
    息子としての複雑な気持ちもそれはそれでよく分かる。
    今があるのが親のお蔭であることはそうなのだ。
    栗山さんが、金を払うことで母親の幸せを壊すことになるかも、と助言するところが
    自分には無い視点で素晴らしかった。
    栗山さんは本当にありがたい存在だ。

    違法配信サイトの話も色々と思うところがある。
    良かれと思って翻訳していても、そのせいで問題が出てくることもあるのに
    ファンが「公式がやらないから」と自分たちが正しいような顔で、ファン代表みたいに行動を起こすこと、
    自分の周りでもよく見るようになって不愉快だ。
    今回は公式でできるように動いてくれて実現したこと事態は良かったが
    ファンが自分たちのお蔭みたいに勘違いの成功体験を積むことになるのは避けて欲しいもの。

    ピーヴのアニメを見て、自分の思っているのと同じ動きだったと中田さんが言うのがとても良かった。
    中田さんもアニメのスタッフさんも両方が嬉しいことだ。
    次で最終巻とのこと、どのようなラストを迎えるのか楽しみだ。

  • 中田さんの成長がうれしい。
    支えてくれる仲間が出来て変わっていく彼にほっとする。
    彼の母親の描かれ方が不気味だったけど、すごくリアル。
    もちろん良い人ではないけれど、極悪でも全くないところが良くも悪くも人間ぽい。

    あと1冊でこの作品も終わってしまうそうだ。
    寂しいが読むのが楽しみだ。

  • なんとなく名前は知っていて、漫画を少し読んで、ドラマをレンタルで見て、さらにレンタルで十六巻まで読んで、それからは購入で読んでます。
    ドラマの最後もほのぼのして良かったなぁ、と思ったのと、やっぱりテレビでやるなら、恋愛は必要だな、と思ったのと、恋愛にするならこういう組み合わせになるんだぁ、と思ったものです。
    正直十八巻は発売されたのも気づかず、いつも行くTSUTAYAでは売ってなくて、十八巻はレンタルで読み終えたのでした。読めば楽しく、ほっこりと言うか、こういう世界もあるのだ、と考えさせられる作品ですが本の題名ほど重版はされていないのかな、と。
    漫画って、売れてていい作品も、売れてなくてもいい作品、それとは別に何故アレが売れてるのか?って作品とか色々あるな、と。
    人の意見も聞きつつですが、公平にこの作品はいい作品とか、余り面白くない作品とか、ジャッジ出来る目が欲しいです。
    この作品は良い作品だと思います。
    私の良い作品だと思う条件の一つに二十巻前後で終わる、という条件があるのですが次巻で終わりらしいので素敵な最後を楽しみにしてます。

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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