近代絵画 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101007144

作品紹介・あらすじ

詩は単に詩であれば足りる──ボードレール。絵画が宗教的権威や政治的支配から逃れ、絵が絵として屹立するまで。光と色の関係、モチフの探求、狂気の受容、西欧文明嫌悪、崩壊の直観……著者の慧眼は、画家達の独創精神の振る舞いを通し、その歓喜、そして絶望的哀しみを悉く見抜いていく。近代という奔流の中での絵画芸術の躍動を捉えた野間文芸賞受賞の歴史的名著。カラー図版61点収録。

感想・レビュー・書評

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  • ルノワールってなにがおもろいのか分からず読んでみたけど、小林秀雄もあまり面白いとおもってないみたいだった。ゴッホやモネと同じ空気を吸いながらあそこまで凡庸だったところが逆にヤバイよねみたいな話をしていた気がする。

  • 近代絵画(新潮文庫)
    著作者:小林秀雄
    発行者:新潮社
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    画家達の独創精神の振る舞いを通したその歓喜

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著者プロフィール

小林秀雄
一九〇二(明治三五)年、東京生まれ。文芸評論家。東京帝国大学仏文科卒業。二九(昭和四)年、雑誌『改造』の懸賞評論に「様々なる意匠」が二席入選し、批評活動に入る。第二次大戦中は古典に関する随想を執筆。七七年、大作『本居宣長』(日本文学大賞)を刊行。その他の著書に『無常といふ事』『モオツァルト』『ゴッホの手紙』『近代絵画』(野間文芸賞)など。六七年、文化勲章受章。八三(昭和五八)年、死去。

「2022年 『戦争について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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