- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101040219
感想・レビュー・書評
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1.あらすじ
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父は亡くなっており、母はうつ病を患う中での就職活動は全滅。そんな失望の中でホストの雫に声をかけられ、夜の世界に入り込んでいく光太。
ホストとして生活していく光太と、その周りの人物の約一年間のお話です。
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2.感想
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読後感はどうなんでしょうか…
サクッと読めましたが、少し軽い感じを受けました。
主人公の光太の環境を考えると、とても重いものがあって、ストーリーもとても重い内容ですが、重みがあまり伝わって来なかった感じがします。
男は欲望の塊であって、女は損な役回りばかり。それが凝縮されているような、そんな物語だと感じました。
現実でも常に変化を繰り返す世の中において、それだけは変わらないままだなと…感じます。
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3.主な登場人物
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光太 22歳
芽々(めめ) 光太妹 8歳
母 うつ病を患い、肺炎で入院
恵 光太の彼女 22歳 気が利き、どんな相手でも気兼ねなく話す。
雫 ホスト 群馬出身だけど関西弁
亜夢 ホスト 光太の二つ下
水谷 チェベローズのオーナー
ミサキ 雫の彼女 群馬出身
斉藤美津子詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
就職活動に挫折した大学生・光太22歳。最後の不採用通知を受けた後、新宿でアルコールに逃げていた。そこで、歌舞伎町ホストクラブ「チュベローズ」のカリスマホスト・雫にスカウトされる。光太は、病気の母親と小学生の妹、そして自分の生活の為に、アルバイトとして、ホストを選択する。彼は、不似合いかと思われたホストに自分のポジションを得ていく。
おっと、思いの外、面白い。多少、唐突なところや、ありがちな設定、ちょい描き足りないかなー、と思うところはあるけれど、期待感がある。
知らない世界と知ってる就活が、小説の中で混じりあっていく。光太の二面性も悪くない。
しかも、AGE22は、いわば上巻で、下巻はミステリーになっていくという。
加藤シゲアキさんが、こんなん書くんですね。主人公のイメージがどーしても作者さんになってしまうのは困りもの。-
おびのりさん
加藤シゲアキさん、新作出したんですね。
オルタネートしか読んだことないですが、面白かったので、新しいの出たら読みたいと思って...おびのりさん
加藤シゲアキさん、新作出したんですね。
オルタネートしか読んだことないですが、面白かったので、新しいの出たら読みたいと思っていましたが、星3が残念です。
下巻とあわせて読むといいんですかね…2022/07/09 -
Manideさん こんにちは。
コメントありがとうございました♪
これは、セットでお読みください。
22だけでも、女性の自殺で終焉となるの...Manideさん こんにちは。
コメントありがとうございました♪
これは、セットでお読みください。
22だけでも、女性の自殺で終焉となるので、小説としては、独立しているのですが。
32になって、それまでの登場人物が絡んできて面白くなります。
ストーリーは良いと思います。凝っていますよ。ミステリーなのでネタバレはよくないですが、ちょっと大胆な設定がトリックに使われていて。。。若い方なら、面白く読めると思います!文庫化されたので是非。
2022/07/11 -
おびのりさん
返信ありがとうございます。
そうなんですね、セットで読んでみます!!
読みたい本ばかり溜まっておりますが… ^_^おびのりさん
返信ありがとうございます。
そうなんですね、セットで読んでみます!!
読みたい本ばかり溜まっておりますが… ^_^2022/07/11
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加藤シゲアキさんの初読。
今回AGE22で続編がAGE32
両方まとめて購入したので、こちらは簡潔にメモ。
就職活動に失敗して、ホストで働く話、
物語のスピード感があって、読みやすい!!
想像以上に色んな展開が起きて、最終これどうなっちゃうの!?という気持ちで続編へ。
(今まで本屋さんで他の作品何度も目にしていたけどジャニーズでしょ〜!?って避けててすみません。。いや、ジャニーズが嫌いとかじゃないけど、、、笑)期待値以上でした、続編ワクワク♪
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ラストの一撃が頭から離れなくて、間髪入れずにAGE32を開いてしまう。
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ストーリー的には盛り上がりに欠ける気がしたけれど、続きが気になる作品でした。
読みやすく映像が浮かんできて、ドラマになっても面白そう。
引き続き完結編読みます。 -
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読み進めるごとに予想していた内容と徐々に
かけ離れていって、良い意味で大きく裏切られ
楽しませてもらいました。
次はどんな風に想像を裏切ってくれるのか、
age 33のページを捲るのが楽しみです。
読んでいて主人公の行動や思考のカケラに
頷ける部分があって、文字から想像がわいて
人の体温を感じた気がしました。
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就職活動の全てが不採用に終わって、
存在を全否定された無力感を味わう光太。
体を壊して働けない母と歳の離れた妹、
家族の生活費を稼ぐためにホストとして
働き始める。
最終面接で落とされた会社の面接官がある日
客として店に現れて、惰性に濁りかけていた
光太の人生の針が動き始める。
主人公の揺れる不安定さに人間味を感じます。
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NEWS・加藤シゲアキくんの著書『チュベローズで待ってる』上下巻の「上巻」。
主人公が就職に失敗したことで大学留年を決め、ヤケになっている所をホストにスカウトされる。
結果ホストで働きながら、就職活動をする姿を描く。
ホストを生業とする人には、いろんな事情がある。
この主人公は家族のためにホストになるけれど、そのおかげで自身の成長と闇を垣間見る。
なかなか展開が壮絶です。
でも、リズム良く書かれているので読みやすい。
「普段あまり本読まないな〜」という方でも、読みやすいかもしれません。
さすがジャニーズ作家さん。
(決して甘く見てないし、侮ってはいけません!
良くも悪くも、多少の色眼鏡や贔屓目はありますが…。)
この巻は主人公が22〜23歳の時代を描いていますが、下巻はその10年後のようです。
思いっきり波に揉まれ、激動の1年を送った主人公。
10年でどのような姿になっているのか、チュベローズで何を待ってるのか楽しみ。 -
普通に面白かった。
これからどういう風に進んでいくのか、続きが気になる終わり方だった。
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加藤シゲアキさんの本を、いつか読んでみたいと思い続編と一緒に購入。You Tubeで面白いとブックチューバーの方が勧めていたので、読んでみた。
文体も癖がなく、読みやすい感じで、スーっと読めた。
ホストという仕事をきっかけに、関わって、変わっていく自分と人々。人間の温かい部分と冷徹な部分が混ざり合っているような感じを受けた。人が何かを得るときには、その影で犠牲になっているものもたくさんあるのだなと思った。主人公が、このあとどうなっていくのか、続編も読みたいと思う。