天国の本屋 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1916
感想 : 322
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  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101048222

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ好き。昔読んだやつ

  • ”さとしはアロハシャツの不思議なおっさんに誘われ、突然天国の本屋でアルバイトをすることになった。この店の売り物の、朗読サービスを受け持つことになったさとし。そして緑色の目を持つ少女ユイに恋心を抱く…。でも、ユイの心は、この世でできた大きな傷に塞がれていた。”

    「人の天寿は100歳。
     だから100歳にならずに死んだ人間は、天国で残り の人生を過ごす。天寿を全うしたとき、その魂は再  び現世へと転生する。」

    ちゃんと100年以上生きている場合の説明も載っていたので
    「なるほど~」と思った♪
    もしほんとにそうだったらいいなと思える設定。
    ほんとうにそうだったら、若くして死んでしまった人も生まれてすぐ死んでしまった子も、向こうで生きることができるんだもんね。
    でも1つ哀しいのは、「現世でかかわりがあった人とは天国では逢えない」という設定。
    そんなのやだー

    小説自体は凄く面白かった!
    読み出したらすぐ読み終わってしまった
    そして最後はほろりと泣けました。

    天国の本屋かあ。
    そのうち、機会があれば行ってみたい笑

    ほんわかしてて、でも本当に大切なことも教えてくれる本。とってもおすすめです!

  • 天国の本屋で働くことになった青年の話。

  • ふわっとしたしあわせの余韻が残る佳作。
    あっという間に読めるけど、繰り返し読んでもきっとそのしあわせ感は繰り返し届きそうな気がする。

    そう、ひらがなの「しあわせ」が似合う本。

  • さとしの優しい気持ちが凍った心を溶かしました。
    切ないけれど、あたたかいラストで良かった

  • 大好きです(*^^*)
    ほっこりした雰囲気とか…☆
    何度も何度も読み返してます♪

  • (裏表紙より)
    さとしはアロハシャツの不思議なおっさんに誘われ、突然天国の本屋でアルバイトをすることになった。この店の売り物の、朗読サービスを受け持つことになったさとし。そして緑色の目を持つ少女ユイに恋心を抱く…。でも、ユイの心は、この世でできた大きな傷に塞がれていた―。慌しい毎日に押しつぶされそうな貴方にお勧めします。懐かしさと優しさが、胸一杯に込み上げてきます。



    ***


    ありがちと言ってしまえばそうかもしれませんが、心がほっこりあったかくなるお話でした(*´∇`*)
    毎日に疲れて、でもそれを癒してくれるのは人しかないんだなぁって当たり前のことに気づかされます。私も就活で疲れてたことってあるので、こんなカタチで自分のやりたいことに気づける主人公が羨ましくなりました^^

  • 中学時代に読んだ本の読み直し。

    児童文学が読みたくなりました。特にナルニア。どうも読み切れなくて…って思ってたけど、また挑戦状かしら。
    人生ってこんなにうまく行かないけど、それでも関わり合いを大切にしようって思えました。

    冒頭で就活生っていう設定だったのが新鮮でした笑

  • 2009/01/28

  • 短期アルバイトとして天国にある本屋に連れてこられた大学生の青年さとしが主人公。就職も決まらずに自分探しをしている彼が天国で見つけた朗読という才能。店長代理のユイも次第に心を開いて行く、といったハートウォーミングな話。

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著者プロフィール

1968年生まれ。作家。著書に『男の出産』『マリコはたいへん!』など。またコンビ作家「松久 淳+田中 渉」として、映画化もされた『天国の本屋』シリーズ、『ラブコメ』シリーズなどがある。オフィシャルサイトhttp://www.matsuhisa.com/

「2013年 『男のミカタ2 酒の席で説教はやめてください』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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