真実一路 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101060019

感想・レビュー・書評

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  • 昔読んだ本。
    文学といえる作品。
    枕木にしがみついて電車が通過するのに耐えるシーンの水ぶくれがヒリヒリとリアルに感じられたのを覚えている。

  • 人生の中で、とても大切な本。分かり合えない父親と娘。父親の限りない愛情を受け、揺れ動き、、、やっと真意を知ることができた時の涙が共感できる。分かり合うには、時間がかかること。甘えることの大切さ。不器用で、愛すべき家庭像。

  • 大分前に書かれた小説だったので、会話などのことばの使い方が今とかなり違いました。

    主人公の家族間での問題が話のテーマだったので、少し身近な内容で、それぞれの立場の人の思いがよくわかりました。

    真面目で義理がたい作者自身の考え方がよく現れている小説でした。

  • 昭和25年に発行され、非常に傷んでいる本を

    バイト先のベネッセコーポレーションにて暇を見つけては読んでいました。


    社員さんからの、コイツは何を読んでいるんだ?w的な視線を強く感じました。



    本当に名作だと思いました。

    真実に忠実に生きるって難しいけど、かっこいいなと思います。

  • 2007/11/19購入。不器用で愛情がはみ出しちゃうような人ばかりだなぁ。己の中に思い描く真実に生きる、真実一路、その言葉に集約されてるのかなと。これもまた面白いなぁ。

  • 2015年12月20日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「ささるセリフ」。

  • (1966.03.31読了)(1966.03.31購入)
    内容紹介
    父と姉に育てられた義夫少年を主人公に、人生を“真実一路"に生きようとしながら傷ついていく人人の真摯な姿を写し出す不朽の名作。

    ☆関連図書(既読)
    「女の一生(上)」山本有三著、新潮文庫、1951.03.10
    「女の一生(下)」山本有三著、新潮文庫、1951.03.26
    「風」山本有三著、新潮文庫、1952.05.18

  • 丹羽さんが読んだ本ということで読んでみた。
    真実は、知った方がいいのかわるいのか。
    真実を全て知ることが必ずしも最善とはいえないのかなと考えさえられた。

  • 自分に生きる、という重要なテーマを扱う。

  • 08.12.30

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