落城・足摺岬 (新潮文庫 た 9-1)

著者 : 田宮虎彦

• 新潮社 (1953年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[MoonNekoさんの感想 · 2006年3月5日]

文体を初めて意識したのは、中学の時。田宮虎彦の小説を何度も書き写して、その文体を身に付けようとした。

[rouge peacockさんの感想 · 2016年5月13日]

会津藩を思わせる東北の雄藩が、幕末に落城の悲劇を迎える顛末を描く。江藤淳によれば、フォークナーのヨクナパトゥフア・サーガに似た黒菅藩サーガだと言う。その端正な文体に圧倒されます。

[flounder532002さんの感想 · 2010年4月1日]

00.6.20