夕陽の河岸 (新潮文庫 や 6-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101130088

感想・レビュー・書評

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  • ★3.5のおまけで。
    上手い作家の上手い文章、珠玉とはまさにこういうことなんでしょう。エッセイ的な感じではあるものの、そこを超えて「景色」を読者に喚起する力は並大抵のもんじゃぁないでしょう。
    今まで読んできたエッセイ的作品の中でも相当に上位にある作品かと思われ。

  • 古本屋さんで80円で購入。
    短編集なのでぽつりぽつりと読みだす。
    なぜか、こころにひびく。
    『朝の散歩』という短編を読んだら、
    国木田独歩さんの『武蔵野』についても書いてあり、
    そちらのほうにも興味がわく。
    ともに以前から読みたいと思っていた。
    鉄腕アトムの漫画の中に『武蔵野』の文章が出てきた記憶だったり、
    安岡章太郎さんは中学校のころだったか教科書で知ったっけ、
    記憶をたどる読書だったり、まったく新しい発見があったり、
    古典といわれるものにひかれたり、
    今年も読書の秋か、積読の秋か・・・

  • 本を読む人読まぬ人とかくこの世はままならぬpart2より

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著者プロフィール

安岡章太郎

一九二〇(大正九)年、高知市生まれ。慶應義塾大学在学中に入営、結核を患う。五三年「陰気な愉しみ」「悪い仲間」で芥川賞受賞。吉行淳之介、遠藤周作らとともに「第三の新人」と目された。六〇年『海辺の光景』で芸術選奨文部大臣賞・野間文芸賞、八二年『流離譚』で日本文学大賞、九一年「伯父の墓地」で川端康成文学賞を受賞。二〇一三(平成二十五)年没。

「2020年 『利根川・隅田川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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