光琳の櫛 (新潮文庫 し 23-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101140025

感想・レビュー・書評

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  • 女性の気持ちがうまく表現された本。
    とりたてて事件や、大きな出来事があるわけではないのに、知らず知らず引き込まれていく不思議な感じ。
    登場人物と年齢が近いせいか、共感できる部分が多い。
    また、はっと気づかされる描写も多く、作者の冷静な目を感じることがあった。

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著者プロフィール

芝木好子(しばき・よしこ):1914-91年。戦後を代表する小説家の一人。生まれ育った東京下町への哀惜を託した文章で知られ、芸術と恋愛の相克に苦しむ女性の生き方を描いた小説に独自の境地を拓いた。芸術院会員。文化功労者。主な著書に、『青果の市』(1941年、芥川賞)、『湯葉』(1960年、女流文学者賞)、『夜の鶴』(1964年、小説新潮賞)、『青磁砧』(1972年、女流文学賞)、『隅田川暮色』(1984年、日本文学大賞)、『雪舞い』(1987年、毎日芸術賞)がある。

「2023年 『洲崎パラダイス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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