雪舞い (新潮文庫 し 23-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101140049

感想・レビュー・書評

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  • 恋に溺れるほどに芸術は花開く。
    絵に生きた男と舞に生きた女のお話。

    地唄舞というものは初めて知ったのですが、周りに感動を与えるほどの踊り手となるには、良い意味でも悪い意味でも色々な経験をしてないといけないんでしょうね。

    この物語を読みながら、自分勝手に場面を頭の中で想像していたのですが、きっと映像化は無理でしょうね。

    香屋さんの匂い立つような壮烈な絵や、有紀の情念のこもった舞なんて到底再現できないでしょうから。

    ひっそりと私の心の中で楽しみました。
    大人の小説です。

  • 嫌いな話ではないけれど、、
    男の気持ちが分からず、読んでいるこっちまでイライラ。

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著者プロフィール

芝木好子(しばき・よしこ):1914-91年。戦後を代表する小説家の一人。生まれ育った東京下町への哀惜を託した文章で知られ、芸術と恋愛の相克に苦しむ女性の生き方を描いた小説に独自の境地を拓いた。芸術院会員。文化功労者。主な著書に、『青果の市』(1941年、芥川賞)、『湯葉』(1960年、女流文学者賞)、『夜の鶴』(1964年、小説新潮賞)、『青磁砧』(1972年、女流文学賞)、『隅田川暮色』(1984年、日本文学大賞)、『雪舞い』(1987年、毎日芸術賞)がある。

「2023年 『洲崎パラダイス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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