司馬遼太郎が考えたこと〈14〉エッセイ1987.5~1990.10 (新潮文庫)
- 新潮社 (2005年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101152561
作品紹介・あらすじ
'89年1月、昭和天皇崩御。元号は平成に変った。'90年1月、株式が大暴落。「バブル崩壊」で日本経済は低迷の時代を迎える。このころ司馬遼太郎は『韃靼疾風録』を刊行、『街道をゆく』の取材でイギリス、オランダ等を旅行している。この巻は、昭和天皇への思いを綴った「空に徹しぬいた偉大さ」、小学校国語教科書のために執筆した「二十一世紀に生きる君たちへ」など70篇を収録。
感想・レビュー・書評
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18/8/1読了
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言葉は大事だ。
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エッセイ集。このテは数多く刊行されており片っ端から読まなくちゃと思っていたんだが、ダブって収録されてるの多し。半分くらいは 読んだことのある原稿だった。面白かったのは「山片蟠桃のこと」。商家番頭にして思想家でもあった町人の物語です。
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須田剋太画伯もなくなりました。街道をゆく、シリーズの中にちょいちょいでてきてた人です。有名な画家なのでしょうけれども、私は司馬さんの本でしか知りませんでした。
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司馬遼太郎の晩年が近づいてきた頃のエッセイ集。
弔辞が増えて少し悲しい気分になる。
年齢を重ねるにつれて、日本人に向けてのメッセージのようなエッセイが多くなっていく気がする。 -
09.930
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読みきれなかった。。。
でも21世紀の君たちへは良かった