- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101153513
感想・レビュー・書評
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越冬隊と夏隊、ドーム基地と昭和基地の関係が、やっと(曖昧ながら)何となく分かってきた。著者が料理人なので、食べ物・食事ネタが多いのは当然だけど、宴会を始めとするイベントの多いこと!とは言え、水道もない氷点下50℃とか70℃とかの極寒の地で、オッサン9人で1年間暮らす…のってホントに大変そう!
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以前、映画化された時に1度読んでいた。今回、久しぶりに映画を見たので、本も久しぶりに読みたくなって読み始めた。
ゲラゲラ笑うことはないけど、クスっと笑える本。
南極越冬隊と言えば昭和基地のイメージが強いけれど、それよりもさらに過酷なドーム基地。想像もできない過酷な土地で黙々と日々をこなす隊員たち。 -
映画見た後に読んだ
映画はそのものやった -
上白石萌音ちゃんの本棚にある
この書籍は
『南極料理人』
として
2009年に映画化されました。
https://cinema.ne.jp/recommend/nankyoku2020042317/
監督は
沖田修一。
沖田修一監督は
2020年に公開予定だったものの
コロナのために
公開延期になってしまった映画
『子供はわかってあげない』
を、妹の
上白石萌歌
主演で撮ることになります。
https://agenai-movie.jp/ -
南極観測隊員の人となりがわかるような気がする、そんな1冊(今も同じようなのかは分からない)。
内容とは関係ないけど、最初に刊行されたのは平成13年で、もともとはWeb連載だったものらしくて、なんだかさきがけ的な感じがした(そうでもない?)。 -
ウイルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。でも、選り抜きの食材と創意工夫の精神、そして何より南極氷より固い仲間同士の絆がたっぷりとあった。第38次越冬隊として8人の仲間と暮した抱腹絶倒の毎日を、詳細に、いい加減に報告する南極日記。
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「第三八次南極地域観測隊 ドーム越冬隊」に料理担当として参加し、1997年から1年間、南極の奥地に滞在した著者の体験記。
ちょっと、おふざけの過ぎる文章が鼻につかないでもないが、南極の奥地(標高3800メートルの高地)、ドームふじ観測拠点の極限環境での、辛くも楽しい、酒浸り宴会三昧の越冬の様子が、ビビッドに語られていて面白かった。
西村シェフ作成の贅沢食材をふんだんに使った料理の数々は、確かに魅力的だが、極限状態で食べたらどんな味がするんだろう。料理って、場の雰囲気や気分に大きく左右されるからな、なんて思った。
何だか、自分も越冬を体験したみたいな読後感。映画化されているようなので、そっちも見てみたい。 -
── 西村 淳《面白南極料理人 20040929 新潮文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4101153515
http://q.hatena.ne.jp/1560515256#a1271758(20190617 15:25:59)
── 高倉 健・主演《南極物語 19830723 東宝 19840330 America》
http://q.hatena.ne.jp/1560515256#a1271793(20190617 07:50:09)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20120804 氷と水と風
19570129 昭和基地到着 195802‥ 15頭を置去 19590114 生存確認
http://q.hatena.ne.jp/1127311932#a409436 生きていた!タロとジロ
(20190626)(20190705)
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ここに書かれているのより何十倍も過酷な状況なんだと思うんだけど、なんか楽しそうと思わせてしまう所が凄い。今この時代感からすると高級食材のてんこ盛りに「ぜ、税金だよね?」とかついつい思ってしまうけど、結構食べるのが唯一の楽しみだったりするからそこはあんまり削っちゃいけないんだろうなあ…。でも予算というか決算が見て見たくはなる。