- Amazon.co.jp ・本 (595ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101156378
感想・レビュー・書評
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95年22刷本
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武田信玄・上杉謙信滅亡後の信長、秀吉、家康の時代がよく分かります。
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甲賀での密会〜信幸第一子誕生まで。太閤豊臣秀吉は無謀な朝鮮出兵を号令。その裏では甲賀忍びの頭領・山中俊房が来るべき徳川の時代へ向けて着々と準備を進めていた。甲賀に忍び込んだお江は無事に真田へ帰り着くことができるのか。前巻で出奔した鈴木右近はぐっと男らしくなりました。
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天下統一をなしとげた豊臣秀吉は、これまでとは人柄も変ったようになり、無謀な朝鮮出兵を号令。そこに豊臣政権のほころび目を見てとった甲賀忍びの頭領・山中俊房は、秀吉の御伽衆である又従弟の山中長俊に早くも手をまわし徳川方への加担を説く。ここに甲賀忍びと真田の草の者との凄絶な戦いが開始され、壷谷又五郎や女忍者お江の常人には推しはかれない活躍が繰り広げられる。
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【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50767928.html -
感想は<a href="http://blog.goo.ne.jp/heyzoh/e/015190d27004c70fe44bab12ada4a880">ブログ</a>にて
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真田の忍びの活躍が壮絶でそれでいて人というものを生々しく描き出している作品。<br>
颯爽と往く真田幸村の姿はかっこよすぎる!! -
鬼平犯科帳などで有名な池波正太郎が描く真田昌幸・真田信之・真田幸村達真田一族の盛衰を圧倒的な迫力で描く大長編物語です。
この本を読めば真田幸隆の登場から上田の陣での昌幸達親子の活躍、大坂の陣での幸村の討ち死にそして信之の徳川時代の活躍と日本史でも燦然と輝く戦国真田一族の活躍が丸ごと楽しめます。
全12巻と大長編なのですが、説明より登場人物達の会話で物語が進んでいくので読書のリズムが切られることなくどんどん読み進んでいけますし、変に物語をはしょったりしていないので途中で話が分からなくなることもないです。
物語の中では真田忍軍の成り立ちや拠点とした城の役割、状況の変化により何故真田家が表裏比興の者とまで言われても使える相手を変え、家を存続させたのかがよくわかり、真田家に関する教科書にもなる内容ですので真田家に興味がある方は是非お読みください。