隠れ簑: 剣客商売 (新潮文庫 い 16-61)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156613

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第七作。強敵登場せず。三冬もほとんど登場せず。盛り上がりにかけたが、決闘・高田の馬場は面白かった。

  • 小兵衛の、肩の力の抜け加減が絶妙。

  • ひたすら面白い

  • 相変わらず転がるように大小さまざまな事件が続く剣客商売。とにもかくにも面白くて仕方が無い。
    小兵衛老人は退屈をもてあましては事件に首を突っ込み、あるいは通りすがりの騒動を治めたり。
    読んでてこれほど自然に没入できるものなかなかない!何処を読んでも違和感が無いのにちゃんと時間が流れているのが逆に不思議になってくる。

  • 95年15刷本

  • 敵討ちの理不尽が垣間見れる「隠れ蓑」お勧めです。

  • 昔から幾度も読み返してみて「剣客商売」は,やはりどうも初めの頃の方が良い気がする.上手いだけに巻が進むにつれて自己模倣気味になるからだろうか.また後になればなるほど癖のある括弧の使い方や笑い声の台詞が鼻に突くように思える.

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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