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- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101164410
感想・レビュー・書評
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YHb
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実はこのタイトルで文藝春秋社から1996年発行された単行本を持っている。文庫は持っていない。2014年、宝島社から『江戸を読む技法』というタイトルで改訂版が出て、その本は、読んでこのブクログに登録している。
「探検する」というタイトルは好きだ。「みなさん、こんにちは。私の講義へようこそ。」という書き出しもあって、初心者として勉強するには最初の単行本がいいかもしれない。
この本で、山本博文先生が、一貫して提唱していることは次のことだろう。
「歴史小説ではなく、その歴史事実がいかなる史料によったかを明示してある歴史書を読むことによって、歴史に対する感覚がつかめてくる。真の史実に迫るためには、多少の努力が必要である。たえずそのような意識を持って歴史に対してほしい。」
歴史に対しての真摯な史実に迫ろうという意識が大切だと思う。 -
何でもそうだが時代背景を理解した上でストーリーを読むと楽しくなってくるが、この本もそうした予備知識や、従来の「思い込み」という呪縛から開放してくれる資料の一つになる。・・・ ま、いつの時代も人間社会の生き様に楽はないということかな。
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