私家版 日本語文法 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101168142

感想・レビュー・書評

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  • 語学ゼミで教授が絶賛して薦めていた本です。
    読んで納得。確かに言語学を専攻している人にはたまらない面白さ。
    取り上げられている題材が平易で親しみやすいので
    するっと頭に入ります。
    文法の授業がこんな風に面白かったならなぁ。

  • 何となく使っている日本語の「ああ、そういえば!」という点を突かれる面白い本である。愉快な例文が分かりやすい。ここに取り上げられている本や著者を芋づる式にたどり、身近にある母語を見直そう。

  • この本を読んだことにより、
    日本語学を専攻。
    人生を変えた一冊。

  • 日本語との付き合い方として、僕がかくありたいと思うのは、文法を体系的に学んだりはしないけど、使ってるうちに、あるいはたまに学者の書いたものを読んで、ああこれってこういうふうに出来てきた言葉なんだなとか、これってこんなわけでこういう文法になってるんだなとか、ちょっとずつ気づいていく感じ。この本も、そんな風にして出来上がってきたのではないか、と勝手に思った。しかし、ユーモラスで読みやすいですな。(2010.4.15)

  • 文章を書くことに意識的になった頃読んだ文章についてのエッセイ。
    分かりやすくて面白くて役に立った。

  • いろいろはっとさせられる

  • 070906(s 080418)

  • 井上ひさしの語る日本語ってどんなのだろうって。

  • 余談はとても面白いのに、肝心の文法論になると途端に睡魔に襲われて……(^_^;)すいません、眠れない夜に活用させてもらってますっ。

  • 「は」と「が」の戦い。ぺらぺらなのにじっくり考えてみたことなかったから目から鱗。
    私は・・・。
    私が・・・。の違いって。

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著者プロフィール

(いのうえ・ひさし)
一九三四年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。一九六四年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉(『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』)など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます 日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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