- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101175010
感想・レビュー・書評
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ほのぼのした文体なのに、書かれてあることはしたたかである。そして切ない。独身女性がお金持ちになる話など、ドキドキした。
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田辺さんの言葉遣いは好きだ。それに素朴で飾らないストーリーとオチも好きだ。ただ本書ではそれが十分に発揮されていなかったように思う。彼女の小説に込み入ったストーリーは必要ない。デリケートな小説が持ち味の彼女なら、と思う。
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長編も良いけれど、田辺さんは短編の名手であるなとおもう。
表紙が良いなあ。かわいいなあ。 -
なるほど
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シーソー夫婦
笑 -
130510-
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この人は人間のしたたかさを描くのがうまいな
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男と女の作品が多いですが
中には女の子の作品があります。
いたいけな子どものちょっとほろ苦い感じの物語。
その背景には複雑な環境もあるので
よりいっそう彼女が引き立つのです。
他には海外が舞台の作品が
とても魅力的でありました。
「金箔の町」が大人の香りがあふれて好きです。 -
恋愛についての短編小説
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作品によっては大阪弁が気になることもあるけれど、これはゼンゼン気にならず。
うまいなあ。恋愛の時の、ありふれて、だけどその時にしかない感じ。
西加奈子さんの解説もよいです。