乱鴉の島 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101204369

感想・レビュー・書評

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  • 有栖川作品では珍しく「はずれだな」と思った作品。
    だらだら続いている印象。
    謎解きまでに時間が掛かり過ぎたった気がした。
    ダラダラしていて長いので、何回か挫折しそうになってしまった。
    島に閉じ込められたと言う緊迫感も、後半になるにつれて薄くなってくる。残念。

  • 「レイヴン・・・その称号は お前にこそふさわしい・・・」

    ブックオフにて購入。値段の割には楽しめた。
    謎解き部分は本格っぽかったけど動機やら登場人物たちが集まった理由やらは少年漫画かよって思うものだった。
    解説ではいろいろフォローしていたけれど、安易に実用化されていない技術の話を持ち出して十分陳腐なものになっていると思った。
    解説でなんで探偵役をもう一人作ったのかについての理由を知ったがなるほどと思った。確かに学生が事件に巻き込まれすぎるのは不自然だ。
    次は女王国の城かな。

  • 孤島もの。せっかっくの孤島ものなのに。
    話を無理やり奇怪な方へ
    持っていこうとする努力が透けすぎて鼻につく。
    作者に対してアンタがわざわざ島にその名前つけたんでしょ!
    ムチャな容姿設定したんだろ!

    突っ込んでしまう。
    それでも
    するすると読めるのは作者の力量のおかげ。

  • 作家アリスと火村シリーズ。孤島モノ。

    んーーーーーーなんかなーーーーー。割としっかりした材料が揃ってる割にそれを生かしきれず「ごちそうさまでした」。いまいちこれ助教授活躍してないような。もっと舞台を恐ろしく描いて欲しかった。

  • 少し内容が簡単すぎるような?
    せっかくの孤島をもっと活かして欲しかったところ

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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