山頂の憩い: 日本百名山その後 (新潮文庫 ふ 1-3)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101220031

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  • 「日本百名山」の魅力が深田久弥の名文にあることが良く分かる。百名山以外の山紀行。

    現在の山ブームの立役者の一人だろう深田久弥。百名山は賛否両論あろうが、山の魅力を登山経験の多寡に関わらず伝えた功績は大きいだろう。

    本書は百名山以降の山岳紀行の中から筆者が自選したエッセイ集。深田久弥は山の歴史、沿革と実際の紀行を簡潔な描写で的確に伝えてる能力に長けている。「日本百名山」以外の著作を読んでこそ氏の魅力を感ずることができるだろう。

    日本百名山はボロボロになるまで読んだ。今度は氏の他の著作をにも挑戦していきたい。

  • 読みやすく、それぞれの山の情景がイメージできる内容。ただし低山が多く、行きたいと思えるような場所はなかった。百名山を読んでいれば十分。

  • 日本百名山その後

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著者プロフィール

1903~71。小説家・山岳研究家。1933年、小林秀雄らと「文学界」を創刊、小説に『オロッコの娘』『津軽の野づら』等。日本の山岳紀行、ヒマラヤ研究の第一人者。主著『日本百名山』は読売文学賞。

「2017年 『山の怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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