- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101248318
作品紹介・あらすじ
謹慎中の二人の不良刑事が、罪のもみ消しと引き換えに、監察から公安刑事の内偵を命じられた。その刑事は、ある企業から脅迫事件の犯人割り出しを依頼されていたのだ。脅迫は、幹部社員に珍奇な格好で繁華街を歩かせろという、前代未聞の内容だった。いったい犯人の真意とは?意表を衝く人物設定とスピード感あふれるストーリー展開が評価された快作。宍戸錠氏の特別エッセイを収録。
感想・レビュー・書評
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謹慎中の二人の刑事が、罪のもみ消しと引き換えに、監察から公安刑事の内偵を命じられる。
刑事、監察、公安、ヤクザにテロリスト
入り乱れての大乱戦!
序盤は良かったのだけれど、ラストスパートが
勢い任せの強引すぎ。
人死に過ぎ、警察いい加減すぎ(笑)
オーラスのオチがちょっと笑えたけど(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろそうな刑事ものを開拓したつもりだったのだが、なんだかなという感じだった。問題を起こして懲罰代わりに特別監察の秘密任務を命ぜられた秋吉と白洲のアウトロー刑事コンビの活躍、というといかにもおもしろそうなのだがこの二人の主人公がパッとしない。一流企業の恐喝事件をめぐっていかにもな連中がくんずほぐれつしつつストーリーは思わぬ方向にころがってゆき、関係者が入り乱れての新宿繁華街での大活劇はなんか奥田英朗ばりのまさに最悪を思わせるが、それにしちゃ二流で出来が悪い。単に整理されていないというか詰め込みすぎというか、まあ刑事ものではなくドタバタユーモアミステリと思った方がいいのかも。
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文庫版の表紙(写真)が誰なのか気になって調べてみたら、映画のメインキャストでした。
意表をつく人物設定とスピード感あふれるストーリー展開が評価されたとのことです。
ごもっとも。だが、ラストは勢いで押し通した感も。ドンパチ通り越してグチャグチャで
そこはあまり好ましくない。そして清潔感ゼロの人物にはリアルな不快感を覚えました…。 -
謹慎中の二人の不良事故が、罪のもみ消しと引き換えに、監察から公安刑事の内偵を命じられた。
その刑事は、ある企業から脅迫事件の犯人割り出しを
依頼されていたのだ。
脅迫は、幹部社員に珍奇な恰好で繁華街を歩かせろという、前代未聞の内容だった。
いったい犯人の真意とは?
意表を衝く人物設定とスピード感あふれるストーリー展開が評価された快作。
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これは、全く記憶に残ってないのに、ただただ面白い内容やった、というのが頭にあった。
いざ読み返してみると、結構分厚い文庫本やのにスラスラ読めて、話の流れがめっさわかりやすい。
いろんな場面が出てくるし、登場人物のその都度現れるけど、混乱する事なく、やっぱり面白かった。
殺人事件にもなると言うか、描写がグロイ所もいっぱいあるけど、最後の数ページは、どうなんの?ってハラハラする場面がたくさん。
これは古い本で、映画にもなってるようで、全く知らんかったけど、この作家を全然知らんのに、この本を手に取って読むことができたのか、新たなチャレンジで結果面白くてよかった。 -
ちょっと怖かったけどおもしろかった!
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革滅云々、ちょいとジェネレーションギャップは否めないが、ストーリーとしては面白い。
キャラの設定も中々悪くわない。
ただ、映画向きだね。
実際、映画にもなっているようだが。
テンポは早すぎず、引っ張り過ぎずだが、盛り上がりが何処なのかがいまいちではある。
中の中という感じ。 -
映画化されてるみたいですが。
この本は、読むより見た方が面白そうですねー。
どの俳優がやってるのかなあ?と、読みながら、考えてしまいました。
と、いうのは。
書ききれてない感があったから。
書ききれてないから、見たほうがわかるんだろうと。
スピード感があり過ぎて、読むにはドタバタ過ぎてて、面白くないわけじゃないのに、読み終わってから、「で?」って思うことが多過ぎちゃった気がするんですね。
白州なんかは、主人公にしちゃって、そしたらもうちょっとハードな感じでまとまったんじゃないか?と思ったなー。
とにかく、これに出てくる警察の面々は、良く吐く。
おしっこもらすし。
これで激しさを表すのは、反則っぽいなーと、思っちゃいましたねー。 -
前半のまま、物語が進めばよかったのに・・・。
後半に入っていくと、いろんな登場人物がスクランブル。
ドタバタ劇・・・。
グロテスク・・・。
結局、何をどうしたかったのかな?
何かが足りないんだよね。。。
映画がなんとなく気になって、
原作本を先に読んでから、映画を見る私ですが、
映画を見る気失せました(´・ω・`)
残念。
配役は魅力的だったのに。 -
女装趣味の万引き刑事とネコババ刑事。謹慎中の二人に持ちかけられた話は罪のもみ消しの代わりに公安刑事の内偵だった。
個性豊かな登場人物、後半の場面でのスピード感あふれる描写は映像でも見たい位。