- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101265315
感想・レビュー・書評
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お仙の兄・一八が主人公。三部作の第一弾がこれなんだよね。
先々代藩主が作った奇妙な決まりに縛られながらも、楽しく生きる風見藩の町民や冷飯たち。
任務を終えた一八も、江戸に帰らずに理由をつけて居座ってたね。意外と居心地がいいのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
めだか姫の活躍の続き「退屈姫君 海を渡る」を読もうとしたら【「風流冷飯伝」を読むと一層楽しめる】とのこと。早速読みました。退屈姫君を読んでいたから面白かったのかな?と思う。風見藩の内情をしっていたら面白い。一八と数馬や隼人、そして冷飯の人々、隼人の妻を登場人物はなかなかユニークな人々だった。
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まさしく江戸。<br>
舌の滑りも滑らかな文章ではありますが、江戸の風俗をよく知らない私にはかなり慣れるのに(意味を推測するのに)時間がかかりました。話自体も深刻ではなくて軽く流れていくコメディで、慣れると読みやすいですね。色々と豆知識等が多くてちょっと嬉しいです。<br>
諸処に見られる三国志に反応する私は中国古代史好きです・・・(ああもう本当に偏読だ・・・)。<br>
あ、えーと、これって微妙にR指定ですか・・・?<br> -
数馬おっとりかわいい。というか冷飯ボーイズかわいい。
いやむしろ風見藩かわいい。のほほんカワイイ
これじゃ離れたくないよねー -
独特の文体によりのほほん具合が一気に加速している
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「退屈姫君伝」と「面影小町伝」と「風流冷飯伝」で3部作になっているそうです。私は「風流冷飯伝」を「退屈姫君伝」よりも後に読んだのですが、こちらが先に書かれた話で、このシリーズ(?)の一作目でした。この作品にはお姫様が出てこないのですが、この話を読んでから、「退屈姫君伝」を読むと、また一層面白さが違います。
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のほほんとした時代物。腕利きでないお庭番と,その手先のとぼけた幇間。瀬戸内に面した,のんびりした小藩。これでは事件は大きくなりそうもない。