ロックで独立する方法 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101273129

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  • (ロックで)独立する方法
    1、ものを作るということ
    2、メンタリティについて
    3、ビジネスについて
    アバンギャルドとポップの間の綱渡り
    アバンギャルドは、メルセデスの意気込みではないのです。
    独りで立つことと、仕事との向き合い方を勇気づける言葉、ということです。

  • 一切妥協なしで100万枚売って、面白がりたい。
    自分の夢を漫画で描く。
    ロックで独立するためには、自分の才能を信じる。
    完成度低くてもオリジナルしか演奏しない。

    ミュージシャン同士は頻繁な付き合いはないが、
    密かにファンだったりすることはよくあること。

    メジャーは前回売れた枚数の60%が基本。
    回りにいるやつはみんな泥棒。マネージメント料50%。

    詳しく知らなくても、
    プロとして誠実に常識的に話してくれる人の方がずっと好感もてる。

    「君が代」騒動
     「星条旗」もやっていたが日本では触れられず、
     TIMEの記者のみ突いてきた。
     ジミヘンも非難浴びたがベトナム戦争のため大問題にならなかった。
     湾岸戦争のころなら右翼が大騒ぎししたはず。

     音楽の話題じゃなく、売り上げ統計の話題=ビジネスマンの仕事ばかり。
     歌ったことがニュースにならない。

  • ジュンク堂で見かけてパラっとめくってみて、おっ、兼松懐かしいな〜ってのと、私も「独立」して生きていきたいのに随分その糸口がつかめないもんだから気になって買ってみた。キヨシローのものの作り方は、うん、そりゃそうだなっていう至極まっとうなやり方で貫かれていて、安堵するところであった。でもそれもそんなに多くの人が簡単にできることでもない。

    全体通してそんなに驚くことはなかったし、私がどうやって軸足を動かしていくかという直接的なエネルギーになりそうではなかった。しかしキヨシロークラスでも思ったより失敗してるのねえ。だから私は結構失敗しても落ち込むことはないんだな。克服する力があるかはまた別だが。という感じでまた読み返すことがあるかもしれない。

  • 帯に書いている、簡単に反省しちゃいけない、に惹かれて手に取ってみた。著者の雰囲気がよくでているエッセイである。ちょっと古い気がするが。ファンでなくても十分楽しめる。

  • 201904/

  • 器用貧乏な自分に喝を入れてくれたように感じる

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著者プロフィール

バンドマン。1951年4月2日-2009年5月2日。1968年、高校在学中にRCサクセション結成。1970年、「宝くじは買わない」でデビュー。「ぼくの好きな先生」「雨あがりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」「スローバラード」「い・け・な・いルージュマジック」など多くのヒット曲を放ち、日本のロックシーンの開拓者として、後続のバンドマンたちへ多大な影響を与える。1991年にバンド活動休止後も、ソロ活動のほか俳優、絵本の執筆、サイクリストなど、活動は多岐にわたる。また日本語の使い手としての才能も高く評価されており、『エリーゼのために』『十年ゴム消し』『瀕死の双六問屋』など著作多数。

「2020年 『使ってはいけない言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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