- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101280714
感想・レビュー・書評
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オーシティ。かつて「大阪」と呼ばれたこの場所は、今や世界一のギャンブルシティに変貌し、欲望に覆われた街と化していた。絵本探偵・羽田誠は、優しい目の極悪刑事・愛染から謎のターゲット“耳”を追うよう強要される。リミット3日、人質は…キン●マ!?しゃべくり続ける殺し屋夫婦、超人的な聴覚を持つ盲目の娘ー最後に笑うのは誰なのか?
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毎度おなじみ木下半太劇場。スピード感があるものの、展開にやや無理がある。インパクト重視なので合理的な考察を挟んではいけない。漫画を読むような気持ちで読めばそこそこの満足感。
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スピードがあるが、どうも内容が怖い。知りたくもない世界。
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何かに影響を多分に受けたことは間違いないな。木下半太氏。
今回含め近著のテイストが、クライムサスペンスややハードボイルド寄りになっている。
銃器の名称や、拷問等、これまでにはなかった描写。
ただ、疾走感、展開速度は維持されている。気持ち良い限り。
映画化よりもワンクールのドラマに良いだろうな。
今回のクライマックスは、ほろりとさせる。いつものドタバタとは違い、きっちりとしまっているし。 -
ぼちぼち。
いつも通りの木下半太のコミカルサスペンス。コミカルサスペンス?うん、そう言うとこか。
ほんまぼちぼち。
たまにはいいかもね。 -
かつて大阪と呼ばれていたギャンブル街「オーシティ」で,謎のターゲット「耳」をめぐる絵本専門の探偵や極悪警官や逃がし屋の話。
木下半太らしい安定のドタバタ劇。