- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101285108
作品紹介・あらすじ
深夜、十津川警部の電話が鳴った。妻を殺し最近出所した男からだった。死んだはずの妻を見たという。同日、電話の男が殺され、現場に次の殺人を予告する血文字「文殊に聞け!」が残されていた。十津川は丹後に急ぐが、予告通り男が射殺され、凶器の指紋から、ライフルのオリンピック選手が浮上する。だが、彼は昨年焼身自殺していた…。死者が絡む奇怪な予告殺人を描く長編ミステリー。
感想・レビュー・書評
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十津川警部とカメさんがあまりにもラブラブなのでワロた
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平成11.2.5 4刷 438
深夜、十津川警部の携帯が鳴った。妻を殺し最近出所した男からだった。死んだはずの妻を見たという。同日、電話の男が殺され、現場には次の殺人を予告する血文字<文殊に聞け!>が残されていた。十津川は丹後に急ぐが、予告通り男が射殺され、凶器の指紋から、ライフルのオリンピック選手が浮上する。だが、彼は昨年焼身自殺していた……。死者が絡む奇怪な予告殺人を描く長編ミステリー。 -
ミステリー小説としての魅力はあまり感じなかったのだが、映像には向く作品だとは思う。
旅先の景色、そこへ向かい特急列車の描写など行ったことがない地への興味を引く書き方だろう。
そして十津川警部をとりまく人物がしっかり描かれているので、読者はイメージを描きやすい。
だからこそ各テレビ局が俳優を変え、何作も放送してるのだと思う。
ミステリーとして面白かったのは、死んだはずの人物が殺されるという設定と、
誰からも尊敬されている人物が、実は犯人だったという部分。
何年も前に死んだはずの人物は、なぜ今また殺されるのか?
詐欺のからくりも絡むのだが、詐欺の手口もなるほど〜な手口。
確かに有名人が一人いるだけで、信用度は一気にあがるわな。
こういう手にはひっかからないようにしないとね。