災厄の「つばさ」121号 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101285153

作品紹介・あらすじ

新庄行き山形新幹線のグリーン車に幾度も乗車する美女。かげり宿す美貌は、車掌の関心の的だった。彼女はなぜか、毎回違う男を旅に誘っていた。ある朝、そのひとりが殺される。眉間を打ち抜かれて。そして、彼女の同伴した男たちが、次々射殺されてゆく-。十津川警部は、鮮やかな腕前から、狩猟の天才・折尾を追う。謎の美女と射撃の鬼、二色の糸はどのように絡み合うのか。

感想・レビュー・書評

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  • 何だか最後まで後味の悪い感じ。復讐の末の事だから納得の末路ではあるけど、容疑者を死なせている時点で警察としては完全に失態。十津川警部と折尾の撃ち合いとかあれば、もうちょっと面白かったと思う。

  • 山形新幹線のグリーン車に乗る美女。
    一緒の男性が毎回違うのを気にする車掌。

    ある同乗者が殺されたところから事態は転換する。
    疑問に思った車掌の一人が行方不明に。

    何故を問う推理小説。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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