東京湾アクアライン十五・一キロの罠 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101285191

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  • 職安(はろーわーく)通いの中年の男性が殺される。
    そこから,東京湾アクアラインでの事件までの飛躍がわからない。
    お金目的なら手が込みすぎているし,逃走経路が杜撰。
    海外に逃亡するなら,事件中に逃亡し,
    スイスの銀行にでも振り込まないとうまくないのでは?

    なぜ仲間を殺し始めるのかもわからない。
    しっちゃかめっちゃかな世相を反映していると言われればそうかもしれない。

    アクアラインの建設の課題を掘り下げているわけでもない。
    納得感のない事件だ。納得感がなくても,十津川警部の推理に説得感があればいい。
    どちらも不十分だと感じると,何を頼りに読めば良いのだろう。

  • 2016/8/9 53読了

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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