楽単: 楽しく・覚える・英単語 (新潮文庫 も 27-1)

著者 : 守誠

• 新潮社 (2003年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[gaacoさんの感想 · 2017年1月29日]

いろいろな切り口から、英単語を紹介する本。
勉強になった。
しかし、五百ページ以上の本。
最後のページにまで到達するのに、数か月要した。

単語帳として使うには、エッセイ的な本文が、本当に申し訳ない言い方だけど、煩わしい。
いっそ、単語数は減ってしまっても、読み物として楽しむ本という方向性だったら…と思わないでもない。
あるいは単語帳の作りだったら、文庫サイズで持ち歩きやすいかも。

あと、くだらないことながら、タイトルが…。
「落胆」と同じ音なんだよね。

[Y2EnglishHouseさんの感想 · 2012年9月6日]

楽しく単語を覚えるというので期待していたのですが、その手法は・・・う～ん、ちょっとと思うものと、なるほど～と思う部分と両方でした。

単語を記憶するという意味では、辞書を開いてアルファベット順に覚えるよりは、本当に役に立つ単語をちょっと楽しく覚えられるという感じです。


私は単語は基本的に「多読」で文章を読む中で覚えるのが最良だと
思っています。

勉強し始めた当初はよく辞書を引いていましたが、それも引いたから覚える
というわけではなく、何か話したいことがあって辞書を引く、とか
知りたいことがあって引く、または引いた単語を本等で繰り返し目にすることで
自然と身についていったと思っています。

専門用語などでどうしても難しくて覚えられない時にこの本の手法のどれかを
使うのはありかな～。

著者プロフィール

1933年横浜生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
総合商社・日綿實業（現在、「双日」）に入社、32年間勤務（そのうち4年間はモスクワ駐在）後、中途退職。愛知学院大学、同大学院（通商政策、知的財産権）などで教鞭をとる。
著書は50冊余り。出版総部数は350万－400万部（海外での出版部数が一部不明のため概算）。
なお、『小学校で習ったシリーズ』（サンリオ）はミリオンセラーに。語学以外の分野では、『特許の文明史』（新潮社）、『華麗なる窓際族』（実業之日本社、講談社文庫）、『ユダヤ人とダイヤモンド』（幻冬舎）、『水道　蛇口からの警告』（家の光協会）など。
≪座右の銘≫「隣の席は宝物」　≪趣味≫海外旅行（取材活動を入れて50か国）
2019年まで名古屋市立大学特任教授、名古屋市立大学22世紀研究所・副所長を務める。

「2021年 『新装版　読めますか？　小学校で習った漢字』 で使われていた紹介文から引用しています。」