ドナウの旅人(下) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101307046

感想・レビュー・書評

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  • すっごく昔に読んだから、また読み返したい

  • やっと手に入れて、読み終えました『ドナウの旅人』。
    <br>
     なんだか長い時間をかけて読みすぎたのか、読み終わった感想は そうない。
     <br>ラストを知りたくって、先を急ぎすぎたか?
    <br>
     しかし、これが私が宮本輝を読み始めた最初の本。
     宮本輝を甘っちょろい恋愛を描く作家だと勘違いしていました。ごめんなさい。
     <br>
     『ドナウの旅人』を読み始めて、その勘違いに思いっきり気付きましたから。
    <br>
     ちょっと表っ側がきれいな感じがするのですが、『異国の窓から』を読んだら、宮本輝がとっても身近に感じるのです。<br>
     なんだか、作家も普通かも。と。

  • 上巻が特によいです。

  • この主人公日野麻沙子は、定年退職した父と離婚する布石として、ひそかにヨーロッパへ旅立った母絹子を追って心せかれながらドイツへ赴いている絹子は娘に宛てた手紙で三十余年連れ添った夫と別れる決意と共に、ドナウの河の流れに沿ってヨーロッパの国々を旅したいと伝えていた。絹子は娘の説得にも応じずドナウの終点。黒海まで行くと言い張る。絹子の若い愛人・長瀬の旅の目的に不安を感じた麻沙子は、2人に同行することにした。
    さまざな人たちとの出会い、そして別れ。母と娘それぞれの年齢を超えた愛と、国籍を越えた愛の物語

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著者プロフィール

1947年兵庫生まれ。追手門学院大学文学部卒。「泥の河」で第13回太宰治賞を受賞し、デビュー。「蛍川」で第78回芥川龍之介賞、「優俊」で吉川英治文学賞を、歴代最年少で受賞する。以後「花の降る午後」「草原の椅子」など、数々の作品を執筆する傍ら、芥川賞の選考委員も務める。2000年には紫綬勲章を受章。

「2018年 『螢川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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