ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101307916

作品紹介・あらすじ

頻繁に観察できる野鳥287種を集めました。精密に描かれたイラスト、鳴き声の分類、生息地域を記した分布図。文庫ならではの実用性を重視した一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 2018.3.3 amazon ¥724 -

  • バードウォッチャー歴たったの半年、鳥の生態にまで詳しくはなってないけど、外見からある程度の見分けはつくようになった。

     自分の住む横浜は緑も多いし、池も多い。山もあれば海もあるので、様々な鳥たちがくる。さらには猛禽類から身を守るには、都市で人間の近くにいたほうが都合がいいと気づいた都市型の鳥も多い。横浜内の自然公園数カ所を半年で何度か回っただけで、およそ70種類くらいの鳥を見つけた(今までは近くにいても気にしてなかっただけだから、気づいた、が正しい表現かも)

     鳥の判別に、最初は古本屋で見つけた写真の野鳥図鑑を使っていたが、意外と写真では判別しづらいことがわかった。イラストのほうが見分けるための特徴、色、飛んでいるときの姿、など多少大げさに描かれているので、わかりやすい。そこで新刊本屋でこの本を購入、休日はこの本と双眼鏡を常に携帯し、鳥の鳴く声がすれば立ち止まり、上空を飛翔する影がよぎれば立ち止まるという、傍目から見たら避けて通ったほうが無難だと思わせるおっさんとして過ごしている。

     横浜でもトンビとか、ノスリとか、ツミとか、珍しいところでオオタカなどの猛禽類が飛んでいることがある。見分けるときに飛翔する姿を下から見た図がとても参考になる。翼の模様とか、尾翼のかたちなどを参考にして判別する。

     スズメくらいの大きさの鳥はほんとに多くて、興味ないひとは全てスズメと一括りにしていると思われるけど、見分けがつきだすと、すごく楽しい。羽根の色、クチバシの形、顔にある斑や色、などで判別する。そしてまだ見たことがない新しい鳥を見つけると興奮する。街中でポケモンゲットしている人たちを、その様子から秘かにウォーキングデッドと蔑み、ずっと疎ましく思っていたが、ハマる心理は理解した。

     イラストで見分けていると、美術館でみる絵のなかの鳥も判別できるようになる。もちろん本や雑誌のイラストでも同じ。先月の週刊文春(2020年3月12日号)の表紙が「ウソ」だったのを店頭で見かけたときは、自虐ネタかと思った。

     いろいろ書いたけど、初心者向けで、とても良い本です。

  • (2013.11.07読了)(拝借)
    川崎市宮前区の住んでいた時は、野鳥といっても目にするのは、カラス、ハト、スズメ、ツバメ、といったあたりで、ベランダの植木に蜜柑を吊るしておくとメジロとヒヨドリがやってくる程度でした。わざわざ図鑑で探すまでもありません。
    岩手県の大船渡市にUターンして、川辺を歩きはじめたら、ダイサギ、アオサギ、ウミネコ、カルガモ、キジ、セキレイ、等をはじめとして、夏には、オオヨシキリ、冬にはオオバン、等がいます。
    かみさんが、動物好きなので、鳥のこともよく知っていて、上記以外の鳥も鳥もいっぱいいるようです。そこで、外出のたびにカメラを持参し、見かけぬ鳥を見つけたらカメラに収めて帰ってきてから、かみさんに見せながら、図鑑で確認するというこの頃です。
    ウ、ササゴイ、カワガラス、イソヒヨドリ、コハクチョウ、マガモ、ホオジロガモ、キンクロハジロ、等が確認できました。
    上記に上げた鳥は全部この図鑑に入っています。
    鳥の識別は、姿かたち、羽の模様、大きさ、見た場所、季節、鳴き声、飛び方、等で行うことになると思います。
    この本では、カラーで挿絵が入っており、大きさについては、物差し鳥として、ズズメ、ムクドリ、ドバト、カラス、が使われており、これらの鳥と比べて大きいか小さいかで、見当がつけやすくなっています。見られる場所や季節鳴き声飛び方についてもわかるように工夫されています。実に親切で持ち運びしやすく、値段も手ごろです。
    野鳥に興味ある方にお勧めです。
    (2013年11月7日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    頻繁に観察できる野鳥287種を集めました。精密に描かれたイラスト、鳴き声の分類、生息地域を記した分布図。文庫ならではの実用性を重視した一冊。

  • たまたま撮ったかわいい小鳥の名がわからないままブログにアップしたのを見て、娘がプレゼントしてくれた本。
    ちなみに知りたかった鳥はセグロセキレイだった。
    http://shibainuhana.blog100.fc2.com/
    藤田和生が描く小鳥たちの絵がとてもかわいらしい。特に目が特徴的。

  • 鳥の構造から日常的な鳥の紹介なので見ているだけでも楽しい

  • 鳥の名前を知りたい!と思うことが多い。
    知ってる人がいつも近くにいればいいけれど、たいていはそうでもない。でもこれなら文庫サイズでちょうどいい!
    鳥の大きさについてわかりやすいし、絵なので細部もわかりやすい。ので、ほんとにこれから持って歩こうと思う。文庫サイズ、万歳。

  • 読みたい本。
    なんかよくわからないけど「画期的」なんだそうなんで。

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