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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101318189
感想・レビュー・書評
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旅に出る。その国の空気を肺いっぱいに吸い込む。そして少しずつ自分を溶け込ませていく。旅の楽しみは百人百様かもしれないが、池澤夏樹の旅観には共感できるところが多い。旅に誘う一冊。思い出深い一冊だ。
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まだ誰も所有してないんですね〜、コレ。一番乗りになって、ちょっといい気になってます…人気ないだけか。タイトル通り、旅行記ですね、簡単に言ってしまうと。池澤さんがアチコチ旅した中で、トルコがイチオシです。特にバザーの描写!文字から活気が伝わってきただけじゃなくて、食欲を刺激されたのがデカイです。本当に美味しそうでした。村上春樹さんの旅行記でもトルコが出てくるんですけど、お二方の描く「トルコ」に共通してるのは、タバコですねー。池澤さんは、唯一子どもが働いている姿を見るのは、タバコ売りだと言ってるし、村上さんに至っては、トルコに何か一つ持っていくなら「マルボロ」にした方がいーよ、とまでアドヴァイスしてくれちゃってます。マルボロは偉大なんですよー。