- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101332529
感想・レビュー・書評
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大好きな漱石さんの「夢十夜」の別作家さん版。不思議な物や、不気味な物もあって素敵な作品集だった。
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いろいろな作家さんのショートショートが絶妙。なかでも、北村薫さんの作品は最高でした。道尾秀介さんのものも好きだった。
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こんな夢を見た。な話。
「眠れなくなる」のタイトルに
怖いのかと思ってたらそうでもなく。
特に眠れなくなることもない。 -
眠れなくなるってことはなかったけど、それぞれの作品が不思議な雰囲気を醸し出していた。
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2012/12/28読了
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夏目漱石の同名作は、苦い思い出があります
読み返しても読み返しても、つかみどころがわからなかった、、そして挫折
「こんな夢を見た」で始まる十編のストーリー、少しトラウマ感におそわれながらびくびくしながらよみましたが、やはりどの話も掴みどころが無いと思いました。
夢を見ない私には、夢の話は難しいのかもしれない。読んでいると何となくわかるような気もしたけど、やはりわかってないはず・・・感覚で読んているというのは、こんな感じだろうと思いました。
でも、この掴みどころのない世界は面白いんですよ、たぶん。
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漱石の夢十夜のように、「こんな夢を見た。」から始まる十の短編集。ただしアンソロジー。ホラーのような紹介文だが、ホラーではないかな、という感じ
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漱石の夢十夜をモチーフに、
10人の作家が夢をテーマにして描くアンソロジー。
『こんな夢を見た』で始まる物語はテーマがテーマだけにかなりぼやんとした話が多く、
幻想的だけれどもよくわからないまま終わる話も多い。
あさのあつこの『厭だ厭だ』はなかなかよかったけど、
それ以外は普通というか小粒感。
小路幸也の『輝子の恋』は単行本に収録されていることもあり既読。この話は面白いけど、単品切り出しだと魅力半減だから連作短編となってる『リライブ』で読むのがおすすめ。 -
各作品、「こんな夢を見た」から始まるアンソロジー。
元ネタである漱石の『夢十夜』同様、夢の中の話だからこそ抵抗無く受け入れられる不条理感が好き。
ラスト、小路幸也さんのはずるいなー。まさしく夢のような展開。元ネタにもこんな救いが欲しかった・・・