ミルクチャンのような日々、そして妊娠!?―yoshimotobanana.com〈2〉 (新潮文庫)

著者 : よしもとばなな

• 新潮社 (2003年10月29日発売)

感想・レビュー・書評

[takanatsuさんの感想 · 2015年4月15日]

よしもとばななさんの日記。
焦らずゆっくり読む。今の精神状態に合ってるんだと思う。
登場する人は当然知らない人ばっかりだし、何回も名前が出てきてようやく覚えられる（あまり意味はないけど）ような状態なのに、その人達の関係がぽかぽかしているように感じられて心地よい。
すごく気持ちよく読める日記なのです。

そして、Q＆Aも。
日記以上に濃いというか、名言が多い。
こちらだけ読んでも十分素晴らしい本です。
「人生相談ではない」とよしもとばななさんは言うけれど、人生相談したくなるファンの人達の気持ちがすごくよく分かる。
よしもとばななさんの回答はシンプルで的確。
自分一人ではたどり着けない境地に連れて行ってくれて新しい視点を与えてくれる、そんな出会いがあるから生きていられる。
そんな風に思った。

[ayaさんの感想 · 2011年1月17日]

110117＊読了

ばななさんが好きだ。小説もエッセイも質問への回答も全てのことばがばななさんだ。この人は本当に正直なんだなぁ。

[キじばと。。さんの感想 · 2018年9月3日]

著者のサイトに掲載された日記をまとめた本の第2弾です。

なにげない日常の出来事をつづっただけの、エッセイにも満たない内容ですが、そうした日々のささいな出来事が、著者のスピリチュアルな領域への関心へと通じるような道を示しているようなところがしばしば見られて、おもしろく読みました。

巻末には、寄せられたコメントとそれに対する著者の返信も収められており、そこから著者の創作に対する姿勢をうかがうこともできます。

[eye76さんの感想 · 2017年6月27日]

再読

よしもとばななの日記、
2002,1-6

まぁ、日記なので誰々と会った、何々を食べたに
「ほんとうにすばらしいなぁ」
がくっついてるだけ…に感じられます、今となってはw

マーちゃんは元婚約者なのかそうか
マンジャペッシェのトイレで妊娠検査するのかそうか
何回も検査薬使った人生なのかそうか
「生理中だからって安心して生でやるとこうやってうっかりできてしまう(原文ママ)」のか、そうか…w

[sayoさんの感想 · 2015年7月28日]

ばななさんの日記、第2弾。時折、そうそうと思いながら、するすると読めました。ばななさんは本当にご自身に正直で嘘がない、そこがとても好きです。
Q&Aの熟考してあり的を得た、短い答えが素晴らしい。

[chiitarowさんの感想 · 2014年2月2日]

ばななさん日記の２冊目。ほんと、他人の日記がこんなに面白いとわ!!!ただ、質問コーナーが1巻のほうが面白かった。

[beautifulword09さんの感想 · 2013年3月2日]

よしもとばななのエッセイは面白いー
エッセイっていうより雑記だけど笑
こういう本が面白い人はなかなか少ない

不思議な出来事や別れや
出会いぜんぶが優しくてあったかい。
だから小説もあんなかんじになるんだろう

それにしてもここまで
自分が夢にも思わないような意見をいう人はじめてみた（いい意味で）

[piu_serenoさんの感想 · 2013年2月11日]

2013/02/10

[nakaizawaさんの感想 · 2013年1月21日]

（「BOOK」データベースより）
素晴らしい友達、先輩に会う。おいしい料理を食べる。買い物をする。花粉症に悩み、犬の性格に納得する。いつもの私の日々…。2002年6月日本中がサッカーに沸いた頃、突然判明した妊娠!?酒が一滴も飲めない日々が始まった。公式ホームページの日記とQ&Aの活字化、第二弾。読者からの質問、「潔い生き方とは何か」にも答える。

[ひらやまさんの感想 · 2012年8月20日]

2002年3月29日に同じ場所にいたのを思い出した。

著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」