サイバラの部屋 (新潮文庫 さ 66-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101370743

感想・レビュー・書評

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  • 西原さんとこのメンツやったら、確実におもしろい!
    と思って借りてみたのだけど、思っていたほどおもしろくなくて残念。
    深い話をする、というよりは、ほんまに雑談をしている感じ。
    なのでいい言葉は、ときどき出てくるぐらい。
    このひとたちの人柄を知るためには、いい本だと思いますが。

  • サイバラさん大好き!って思うのは、私が子供の頃にお金や家庭環境で苦労したから? 育ちが似ていて共感する話がいっぱいあるから?
    違う本も読みたい!!

  • サイバラの対談集。
    サイバラの話はどこかの漫画で読んだようなことだし、対談相手は割と終始押されっぱなし。
    漫画で読みたいかな。

  • あまり本に線を引いたりはしないんだけど、この本は引きまくった。箴言集のように、「そうだ!」「なるほど~」という箇所が多かった。特に第一章「作家たちとのガチンコ対談編」は膝を打つ箇所ばかり。

  • ブログに掲載しました。
    http://boketen.seesaa.net/
    直木賞作家を「鉛筆乞食」と称える
    発行日が「平成26年1月1日」となっているめでたい本。
    無敵の漫画家西原理恵子が、養老孟司、よしもとばなな、重松清、姜尚中、柳美里などの作家や、みうらじゅんなどの漫画家たちと、「そこまでいうか」の対談をくり広げる。

  • みうらじゅんさんとのやりとりが一番密度濃くスピード感があって読み応えがあった。「疲れるけど、疲れてた方がギンギンなんだよね。死ぬとものすごい長い休暇がもらえるらしいから、今は休まなくてもいいと思って。」(p.182)なんてなかなか言えないよ、みうらさん/そして、今回もサイバラさんの心に留まる箴言がいっぱい。/子育てを通して、男って小さくても大きくても、人の話しを聞いてないと気づかされる。大人の男性が反面教師になったから、息子が何をしても、それに比べれば、と。暴れる夫を見ても「別れなさい」なんて言わずただだまって、そばにいて子どもの面倒を見てくれたあいちゃんの友情の話し。/私は恋人でも親子でもあまり一緒にいないほうが、仲よくなれるんじゃないかと思う。「好きの総量」って決まっている気がするんです。(p.148) 女の子には自立すること、男の子には家庭的な女性を求めない教育。それだけは子供にどうにかしてあげたいですね。あと、自分が大事なのは健康。心の健康ですね。(p.150-151)/2巻・3巻とシリーズ化を希望したいところ。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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