さくらえび (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 3850
感想 : 258
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101388236

感想・レビュー・書評

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  • シュールでユーモア溢れる本。さすがさくらももこ。、

  •  疲れが溜まった時やイライラをリセットしたい時によく読んでいたさくらももこさんのエッセイ。父・ヒロシや息子のめろんくんが面白く、中でも今作はヒロシがとても良い味を出している。ふと気づくとついニヤニヤしてしまってるので、外で読む時はぜひコロナ禍の今のうちに。ヒロシのインタビューが最高。母がなかなか酷いこと言うのも面白い。
     『必見‼︎おならレポート』のようにくだらない話あり、『あの日の奈良』のようにじーんとくるエピソードあり。よくある家庭の日常をおかしく焼き直す能力が素晴らしい。

  • ヒロシはとんでもなく適当な人だけど、まるちゃんはヒロシとすごく気が合っていて、まるちゃんはなんだかんだヒロシに懐いていたんだろうなぁと思った。
    あのまるちゃんが大人になってて子供もいてっていうのは想像がつかなかったけど、大人になってもイベント好きで素朴で、だけど子供に色んなことを教えるお母さんになっていて、まるちゃんの成長を感じた一冊。
    さくらももこさんの本は読むと素朴な日常が愛おしくなる感覚がある。

  • 息子さんが出てくる。さくらももこがさくらももこだとバレていなかった時期があったらしい。その頃のエピソードが微笑ましかった。特にさくらももこでないことを証明するために偽のテレビ番組を作ってそれを息子に見せるという話が面白かった。書かれているテレビ番組の台本がもう漫画そのものだった。

    作者がずいぶんと大人になってからの父母との関わりがよく書かれている。親と会話しているさくらさんは、どこかまる子のお姉ちゃんみたいだなと思う。10数ページありそうなタイトルのエッセイが2ページで終わり、2ページで終わりそうなタイトルのエッセイが意外にも10数ページつづく。自由で日常でおもしろい。

  • おならレポート、ヒロシのインタビューなどくだらない!けど面白い!

    日常の出来事をこんなに面白おかしく書けるのは本当にすごい!

    食べ物の説明も美味しそうで食べたくなる

  • あーん、もう。くだらないことが次から次へと話題が尽きず、ページが次々と進んでいく。やめられない、とまらない。楽しい、面白い。娯楽、娯楽の本。

  • あまりエッセイの類いは読まないが、この作者の作品は割と読んでいる。一つ一つの作品が簡潔に纏まっている所と、ちびまる子ちゃん的な緩いツッコミやナレーションに頭の中で自動変換されるのがツボ。アニメは末永く続いてほしいものです。

  • さらっと読めてクスッと笑える。

  • さくらももこのエッセイは、ほぼ唯一私が読むエッセイと言ってもいい。相変わらずのクオリティ。ゲラゲラ笑ってしまう。毎日、少しずつ読むのにぴったりで、気負わず読めるのが大好き。
    ヒロシは相変わらずヒロシだった。

  • 2021.4.28読了
    3.0
    辛い時や、悩みがある時に読むとホッとする。
    読書に入り込めない時も、さくらさんのエッセイはサラッと読めて癒される。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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