- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101422237
感想・レビュー・書評
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2018.11.24-178
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グレた遊びって、その場かぎりのもので、虚しいものよ。ねっ、そうだったでしょ?わたしは、歌を唄っているときが幸せ…。だって、わたしの歌を聴いてくれているお客さんも愉しんでくれているのがわかるから。ほんとうに愉しいことって、ひとりよがりの世界に閉じ籠ることじゃないのよ
p219 浜のリリー -
2014.7.5ー48
表作他5編の短編集
若い頃に読んでいたら何か変わっていたのだろうか。表作の「あなたは自分が正しい思っている。でも完璧なことが人間の幸せではない。完璧は人を追い詰め、時として不幸の淵に追いやってしまう」の言葉を自分に反映させた。 -
解説にあるようにメロドラマそのもの。堅苦しさなどなく、いいテンポで読み進められる。
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白川さんの本を読んだ印象、北方謙三に近い作品だなと感じた。確かに白川さんが小説を書くきっかけとなったのが北方謙三氏の作品にあるらしいが。
ロマン溢れる作品。静かな場所でひとり、ゆっくり読み耽りたい作品。 -
バブルを経験していない私には、バブルの面影を引きずっている主人公達に共感ができなかった。
んだけど、バブル世代のお父さんたちには受ける作品だろうなと思いました。
通勤電車の中で、本を読んでる男の人が目に浮かぶようです。
「浜のリリー」は、松山が舞台になっていました。作者は実際に松山に行ったことがあるような気がしますね。小説のために取材にいったのか、小説を書こうとする以前に行ったことがあるのかは分かりませんが。
松山はものすごく田舎ぽっく描かれていて、外から来た人にはこんなふうに見えるのかーと。まあ実際田舎なんですが。
しかし、横浜と高浜が似ている、っていうのはものすごい発想!それなら港町は全部一緒じゃないのか!? -
白川道にはロマンがある。