ケーキ王子の名推理5 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1250
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801933

作品紹介・あらすじ

お砂糖より甘いものまだ知らなかった。ついに、未羽と颯人は恋人同士に。イケメン王子と夢の手つなぎ登校で学校中が大騒ぎ。週末には横浜中華街で初デート……神展開に幸せ絶頂の未羽だけど、嬉しいだけ不安も募るのが交際したてあるあるで……? 表参道を舞台にしたスイーツ事件、ハロウィンパーティーで明かされる意外な謎──。初々しい二人を応援する新章「恋人編」。甘さふくらむ青春スペシャリテ第5弾。

感想・レビュー・書評

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  • ■ 2308.
    〈読破期間〉
    2023/8/5~2023/8/24

  • 恋人篇スタート。
    あらすじに「恋人ロードを手を繋いで歩いた」とあったから、かわいくいちゃいちゃしているのかと思えば、未羽の手首を掴んで半ば引っ張るような形で歩く王子。「思ってたのと違う」とは未羽の感想だが、私もだよと思わず頷きたくなった。その展開もそれはそれでかわいいのだけれどね!

    いやいや、まてまて。
    ちゃんとあった、かわいいいちゃつき展開。
    「彼氏だろ」と照れる初々しい颯人だけれど、未羽が不安を吐露した際に、未羽のかわいいところやぐっとくる姿を伝えるなんて、なんなの、お前……? めちゃめちゃ未羽のこと大好きだな、知っていたけれど。
    その時その時でいちいち口にせずとも、颯人の中ではいろんな葛藤だったり、好きという気持ちが溢れていたのだなあ、と再認識もした。

    漣さんは葵さんからの好意にまさかの気づいていないパターンだった。あからさまだろう!?
    けれども、過去の負い目があるからなのだろうなあ。はよくっつけ。

  • 急に謎解き要素が出てきた。まあタイトルから不思議ではないが。最低限これぐらいの内容がないとよろしくないと思う。

  •  5巻故基本構造は割愛。
     表紙がハロウィンっぽかったので、今月中に間に合わせたく急いで読んで間に合った。
     前巻ラストの学園祭終了から、ハロウィンパーティを経ての恋模様。
     二人の関係から派生する事件やら、他の事件などを「名推理」する展開もあるにはあるが、純粋に二人の恋路を語る流れも太い。
     純粋なミステリファンとしては、軸足は「名推理」に乗せてほしい気持ちがあるが、恋路の発展こそメインに語るべききゅんきゅんであるという感想が多いのも事実であり…。
     表紙から察すると次巻はクリスマスかな、調節して読む。

  • ドラジェ、アイスクリームは話が弱くてこのまま第5弾終わってしまうのかな?って不安にさえなった。しかしハロウィンパーティーからはいつもの少女漫画調の甘々が始まってなんとか胸キュンで終わることができた。次は悠希の禁断?の恋が気になる〜

  • つまらなくなるかと思いきや、十分満足の話でした。

  • 遂に付き合った〜
    でもお互いまだ思ってることも言えないしモダモダする〜
    初デートで手位繋いてあげなよ〜!!
    未羽もうだうだして何も言えないしも〜ヤキモキする!
    青山さんは青山さんでリア充だし!
    大人の恋よね〜
    まだまだ二人はモダモダしそうだけど見守ろう!!

  • 大好きなシリーズだけど、図書館に在庫があったので取り寄せて借りた。
    相変わらずのキュンです。
    読み終わった時のニヤケ顔が止まらない…。

    もう1度最初から読み直したいな…と思い、自宅にある蔵書を確認。なんと、この5巻、持ってました、、、。
    再読だったのかな…?!全然記憶にない、、、。
    セーヌ川の話は覚えてるんだけど…。
    なので、改めての再読も楽しめる予感。

  • やっぱり読みやすい。
    6も買ってこないと!

  • 「ドラジェ」
    消えた物と残される物。
    突然の出来事ではあるが、前々から噂があったからこそ受け入れが早かったのかもしれないな。

    「アイスクリーム」
    犯人の姿は映っていた。
    想う気持ちがあったからこそ起こったことなのだろうが、こんなことをしても意味がないだろ。

    「キャンディーアップル」
    素直になれずすれ違う。
    勘違いしていることに気付かなければ、発展するどころか拗れるばかりで何も変わらないだろ。

    「イル・フロッタント」
    お互いに怖がっていた。
    今までとは違う関係になったからとはいえ、伝えたいことは言葉にしなければ進展はないだろ。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビューし、ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍。第3回京都本大賞受賞作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)はミリオンセラーとなり話題を集めた。他の著書に『君にさよならを言わない』(宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理』(新潮文庫)などがある。

「2021年 『100万回生きたきみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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